お気に入りの生成系AIがバージョンアップ。さっそく猫を描いてみると……

新年です。今年もよろしくお願いいたします!

2023年末に生成系AIの話、「生成系AIの進化がすごい! リアルな猫の絵を描いてもらうのが楽しい」でご紹介した「Midjourney」というお絵描きAI。ご紹介直後くらいに、そのMidjourneyがバージョンアップして強力になりました。

それまでバージョン5.2だったものがバージョン6になりました。さっそく使ってみたら、画質の向上と、より簡単に使えることを実感しました。まず画質の向上からご紹介。

これは前のバージョンとなる5.2に生成させた日本人女性。十分リアルですね
これも5.2で生成
こちらは最新バージョンである6で生成。上の画像を生成させるときと同じプロンプト(生成させたい画像を説明したテキスト)を使っていますが、細部のリアルさが大きく増しています
これもバージョン6で生成。少しイラスト的なテイストがありますが、温度感さえ感じられます

最新版Midjourneyであるバージョン6(V6 アルファ版)は、なにを生成させても上のような調子。細部まで非常にリアルです。

前バージョン5.2と比べると、5.2は生成結果が「クリーン過ぎる」という印象。これに対して最新バージョンの6は「細部までリアリティがあって生々しい」という印象です。

上の女性の顔ですと、5.2による生成はメイクアップして撮った写真をアプリでレタッチしたようにクリーン。広告写真のようです。

一方で6による生成は、肌のシワやシミ、眉毛の不揃い感、髪の自然さなど、人間の顔によくある「不完全さ」まで再現しています。すごいリアルさ!

生成物によっては「実在のものを写真に撮ったとしか思えない」というものも少なくありません。AI、凄いスピードで進歩してますね~!

じゃあ猫は? 猫もさらにリアルに? いろいろな猫を生成させたので見てみましょう。

アメリカンショートヘアを生成させました。リアルです
キレイな目!
子猫かな?
このまま絵はがきになりそうです。ちなみにMidjourneyは有料で使用している場合は生成画像の商業利用が可能です
ロシアンブルーを生成
精悍!
毛流までぜーんぶリアル
目への映り込みも描写してくれます
じゃれ合う子猫を生成。3匹と指定してみました
3匹とも立ってじゃれ合うってアリ?
手前の猫、ちょっとヘン? 画質的には大きく向上したMidjourney V6ですが、生成物の形状がオカシイという現象はまだ残っています
右の猫は……さくら耳の地域猫?
また3匹同時立ち! 光りの雰囲気もリアルです
あれ、2匹だけ?
実在感がすごい!
Midjourney V6は立ってじゃれ合う猫がお好みのようです