コンパクト&キュートなデザインのペットフードオートフィーダ

reviewer

ハナ
ロングコート チワワ。ブラックタン&ホワイト、8歳。几帳面な性格で、食事時も「アタシの嫌いな薬とか入ってない?」と確認しながら、ゆっくりと咀嚼するタイプ。トイレも清潔じゃないとイヤッ!

コナ
ロングコート チワワ。ベージュ&ホワイト、5歳。ヤンチャな性格で、食欲旺盛。じっくり噛むこともせず、すべて吸い込むバキュームタイプ。関節病を持っているので心配ですが、ご飯の匂いを嗅ぐと信じられないくらい元気になります。

かわいくてお手入れ簡単、しかも大容量

旅行など、泣く泣くペットを置き去りにしなければならないとき、力強い味方となってくれるのが自動給餌器。数ある自動給餌器のなかから、今回はキュートなデザインの「LUSMO ペットフードオートフィーダ」を選んで試用してみました。

大きさは電気ポット(ケトルではなく)をひと回り大きくした感じ。本体重量も約1.5kgと軽く、単一アルカリ乾電池4個で駆動するので、設置場所に迷うこともありません。本体自体は特に組み立てる必要もなく、付属しているフードトレイを本体にセットするだけという手軽さ。フードを入れる本体内部のタンクはワンタッチで取り外しでき、トレイとともに水洗い可能なため、常に清潔な状態に保つことができます。

電気ポットをひと回り大きくした程度のコンパクトサイズ

カラーはオレンジのほか、イエロー、レッドがあり、いずれも暖色系でフローリングにもマッチ

本体裏面に単一アルカリ電池を4本セット。プラスドライバー1本で簡単に開けることができます。給餌設定を記憶したまま電源のON/OFFができるので、使わないときは電源OFFにすれば電池の消耗も少なく、長期間利用が可能です

使えるフードはドライタイプのみ。ウェット・半生タイプは使えません。ドライタイプでも大粒はNGで、小・中粒タイプが推奨されています。わが家の2人の娘(チワワ2頭)の食事は小粒タイプ(直径10mm程度)のドライフードなので、本製品はぴったり。

本体内部のフードタンクは、約1kgという大容量

内側に両手親指を押し付けて引き上げれば簡単に外すことができ、フードトレイとともに水洗いできます

本体上部のトップカバーはスモーク仕上げで、中身が見えると同時に、フードを日差しから守るといううれしい設計。移動時に使えるハンドル(かわいい耳型デザイン)でトップカバーをロックできるため、本体が倒れた場合にもフードがこぼれにくいように工夫されています

フードトレイは本体前面の突起部に引っ掛けるようにセットできるため、ペットが触れても簡単には外れません。セットするときは、本体前面を少し斜めに浮かせた状態でトレイを差し込みます

娘たちの反応も上々!

わが家の娘たちの反応は、とても良好。掃除機を怖がるふたりですが、コンパクトサイズでかわいいデザインのためか、違和感なく受け入れてくれました。また、モーター駆動部があるため、グリスの匂いなどがするかな? と思ったのですが、特に嫌な匂いもせず、給餌時のモーター音もとても静かです。

1分以上かけてゆっくり食べる姉・ハナ。食べ終わってもなごり惜しそう

30秒ほどで完食する妹・コナの素早さと去り際をごらんください

給餌時刻の設定にはちょっとしたコツが必要

少し面倒なのが給餌時刻の設定。1日3回までセットできるのですが、ふたつのスイッチを長押ししてセッティングモードに移行するなど、マニュアルを確認しながらようやくセットできます。一度セットしてしまえば、頻繁に変えるものではないとしても、変更する際にはマニュアルを参照しなければできないかもしれません。

操作パネルはボタン、液晶画面ともに大型で扱いやすいです。操作自体は難しいわけではありませんが、2つのボタン同時押しなど、慣れていないと多少面倒。時刻は分単位でセットできます

給餌量は最低5gから最高80gまで、5g刻みでセット可能。わが家で普段食べているドライフード(直径10mm程度)で試したところ、5gにセットしたとき7g、15gにセットしたとき19gと少し多めに排出されました。別の市販ドライフード(直径18mm程度)では、5gにセットしたとき4g、15gにセットしたとき13gと逆に少ない結果に。フードによって誤差があるので、使っているフードに合わせて調整する必要があります。

給餌量は5gから80gまで、5g刻みでセットできます。フードにより誤差があるので、ご家庭のフードに合わせて調整が必要です。F-01というのが1単位(約5g)で、数値を02、03と上げれば給餌量が増えます。給餌時のモーター音もとても静かで、ワンコたちを驚かすこともありません

ただ、ひとり1台が基本ですね。おっとりタイプの姉の分を、食欲旺盛な妹がほとんど平らげてしまうという状態。また、食事量を厳密に管理しなければならない場合は、給餌量に誤差があるため難しいかもしれません。

ワンコの場合、ふたり同時は難しいため、今回は一人ひとりお食事タイム。普段は濃縮タイプのご飯のため、ひとり13〜4g程度。すぐに食べ終わってしまい、ふたりともご飯が出てくることを期待してか、ルスモ ペットフード オートフィーダの傍らで過ごしていました

設定を記憶したまま電源のON/OFFができるため、常に利用するというより、数日家を空けるとか、今夜は遅くなるため夜だけセットするなど、留守時のスポット利用に最適です。

商品名:ルスモ ペットフード オートフィーダ
メーカー:リレンティー
サイズ:幅22.5cm×奥行き36cm×高さ34cm
重量:1.5kg
カラー:オレンジ/イエロー/レッド
電源:単一アルカリ乾電池 4個
給餌設定:1分単位最大3回(24時間リピート)
給餌量:5g〜80g/回(0g設定可)
タンク容量:約1kg
時計表示:24時間表示
材質:ABS(本体)、PC(上蓋)、PP(フードトレイ)
価格:オープンプライス
URL:http://www.lusmo.com/index.html