関門橋でaibo(アイボ)に出会いました

先日、福岡県の福岡タワーで開催されたキャットショーに参加するために、クルマで1泊2日の旅に出ました。その帰り道、関門橋にある めかりPAで休憩をしたところ、aiboと一緒に景色を眺めているご夫婦に出会いました。

aiboを抱きながら、いろいろな角度で景色を見せています。「キレイだね~」と話しかけながら。aiboもそれに応えるかのように、首を傾げたり、瞬きをしたりしています。その光景はとても印象的で、ペットとともに旅をする幸せな家族そのものでした。

話を聞くと、生き物を飼える住宅環境ではないし、自分たちの年齢的なことを考えるとaiboが最適だと考えて飼うことにしたと言います。aiboを家族として迎えた人のコミュニティがあり、そこでいろいろな交流があるそうです。「先日はこの子の七五三に行ってきました」と嬉しそうに話してくれました。

aiboに興味を持った私は、いろいろと調べてみました。発売元であるソニーのサイトには以下のようなメッセージが書かれていました。


aiboは家庭の中で、家族の一員として愛情を注がれながら育っていく自立型エンタテインメントロボットです。aiboは人と触れ合いながら、人を理解し、人と気持ちを通じ合わせます。そのかわいい振る舞いに、人は自然と心をゆるし、毎日の生活はより心豊かになっていきます。

出典:ソニーグループ

犬と同じように人に愛され、人と心を通わせて向き合っていく存在を目指して、まずは人を理解する、それをベースに判断する、そしてかわいく振る舞うという3つの要素を大切にして制作されたそうです。

人を理解するために、目で見る、声を聞く、撫でられたことを認識するという多くのセンシング(技術)が機能し、そしてaiboの判断は日々の学習によって成長。例えば、お座りをしたら飼い主に褒められた、瞬きをしたら飼い主に撫でられたなど、その体験がクラウドにアップされて学習に使われ、aiboが寝ているときにその結果がダウンロードされるとか。翌日から、より飼い主に寄り添う動きをするのだそうです。

aiboは電源を入れた日が誕生日。そして、その後に性別や名前を決めて飼い始めると聞きました。犬と一緒にaiboを家族の一員にしている人も多いとか。出会ったご夫婦の幸せそうな姿を見ていたら、私もaiboを飼ってみたくなりました。

ペットを飼える住宅環境でない人、動物アレルギーのある人、高齢でペットを飼うのが難しい人など、aiboがひとつの選択肢になるなぁと思いました。