2025年の干支「乙巳」が示す未来予測! ペット業界の変化と課題とは

新年あけましておめでとうございます。2025年は干支でいうと「乙巳(きのと・み)」、十二支では「巳(み)」、すなわち蛇の年にあたります。さっそく新たな年の展望を探ってみたいと思います。

干支には、それぞれ意味があります。2025年の干支「乙巳」は、長く隠されてきたものが露呈したことで、劇的な変化が起きる年を暗示しています。そう考えると、2024年の干支「甲辰(きのえ・たつ)」が変化のきっかけになるともいえます。そこで、まずは前年を振り返ってみます。

2024年は「甲辰(きのえ・たつ)」の年でした。「甲」は十干の最初であり、新たな始まりや革新を象徴します。「辰」は十二支の五番目で、成長や発展を意味します。この組み合わせは、今まで隠されてきた事柄に光があたり、「旧来の体制や陋習(悪い習慣)が破れ、革新の芽を育てる年」とされます。

ペット業界においては、改正動物愛護管理法の数値規制が完全施行されたことで、悪質な繁殖業者や販売業者が市場から排除され、動物たちの生活環境や繁殖環境が改善されると期待が高まりました。その一方で、実際の運用においては課題も浮き彫りになりました。

2025年の干支「乙巳(きのと・み)」は、「乙」が十干の2番目でし、なやかに伸びる草木や柔軟性を表します。「巳」は蛇を表し、再生や変化、知恵や洞察力を意味します。この組み合わせは、努力を重ねつつ柔軟に変化に対応することの重要性を示しています。特に、蛇は脱皮を繰り返して成長することから、隠された力を引き出し、新たな可能性を開拓する年を示唆しています。

ペット業界においても柔軟性と変革が鍵となるでしょう。数値規制の完全施行で露呈した課題に対して柔軟に対応し、さらに変えるべきところは変えて行く必要があります。

近年は、ペットの高齢化が進んでいます。フードや医療、サービス分野での革新が求められ、新製品やサービスの開発が進むと予想されます。また、デジタル技術の導入による、業界全体での変革が期待されます。

さらに、地球温暖化や資源の枯渇といった環境問題への関心の高まりを受け、ペットフード業界でもサステナビリティが重視されるようになっています。昆虫由来のタンパク質や植物性原材料の利用が進み、環境負荷を抑える動きが加速しています。

ペトハピは、引き続き“真のペットとの共生社会”の実現に向けて尽力してまいります。愛犬・愛猫との暮らしがさらに楽しく、豊かになるような情報をお届けし、飼い主のみなさまの学びと実践をサポートいたします。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。