生成系AIのおかげで猫写真レタッチが驚くほど簡単に♪

日進月歩、という言葉さえそぐわないほど超高速で進歩する画像生成AI。興味本位で「アレはできるのかな?」と試していると、たいてい「あら! できた!」と驚かされます。

先日は以前苦労した猫写真レタッチが、生成AIにより驚くほど簡単にでき、複雑な気分になりました。猫写真で、猫の耳が欠けている写真のレタッチです。

元の猫写真。カメラ目線のツーショット写真! ですが、右の猫の耳が欠けています。惜しい! でも、なんか、おめでたい感じの写真なので、耳を描き足して素材写真として使いましょう~
手作業で頑張って耳を描き足したのがこちら。全部写っている側の耳をコピーし、それを左右反転して貼り付け、境目が見えなくなるようにレタッチしました。また、首輪を除去するなど、ほかの細々したところも修正してあります

ビフォーアフターだけ見ると、「へーレタッチで耳を描き足せるんだー」くらいな印象だと思います。が! これ、手作業でやるとかなりタイヘン! 1時間はかかったという記憶があります。

でも、画像生成AIにやってもらたら? もしかしてアッという間? 実際に試してみました。

先ほどの元の猫写真をAdobe Photoshopで開きます。そして写真の外側まで範囲を広げます(クロップ機能で広げています)。その後に「生成拡張」という機能を使用。広げた範囲に画像を生成するという機能です
1枚目はこんな画像になりました。イスがちょっとヘンですが、猫の耳も体も自然な雰囲気で生成されている!
2枚目も自然!
3枚目は左の猫の猫背が自然! 右の猫の耳はちょっと不自然? 2枚目と3枚目を合成すればイイ感じになりそうです♪

凄いです! 猫写真を開いて範囲を広げて「生成拡張」を適用するだけ。生成終了までトータルで1分とかかりませんでした。今後も手作業で写真加工する必要が加速的になくなっていきそうです。

以前1時間もかけたレタッチが、現在は自動で1分。……なんだか複雑な気分ではあります。