これからは寅年を猫年って呼ぼうかな♪

今年の干支は丑(うし)。十二支は、子(ねずみ)・丑(うし)・寅(とら)・卯(うさぎ)・辰(たつ)・巳(へび)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(いのしし)となっていますが、あれ? 猫年がない!!! なんでナイの?

諸説ありますが、ポピュラーなのが「元旦に神様の元に訪れた動物」説。元旦の動物たちの競争、みたいな。

年末のある日、神様が動物たちに「元旦に神の元へ訪れた順、1番目から12番目までの動物をそれぞれの年の守り神にする」とお触れを出したそうです。猫が鼠に神様の元へ訪れる日を聞いたところ、鼠は1日遅れた日を教えたそうです。

そして元旦。足の遅い牛は夜明け前に早々と神様の元へと出発。それを見た鼠は牛の背中に乗り、神の元へと到着する寸前に牛の背中から飛び降り、神の元へ一番で到着しました。その後は、牛、虎、兎、竜、蛇、馬、羊、猿、鳥、犬、猪の順で神様の元へ到着したそうです。

猫は翌日の神の元へ到着。1日も遅れた猫。十二支に入れてもらえませんでした。ニャ~鼠め~!!! 騙したニャ!!! そのときから猫は鼠を追いかけるようになったとか。

どうして私たちは……
十二支に……
入れなかったの?
かわいそうにね、でも大丈夫、ネコ科代表として虎が干支に入ってるからネ♪
ネコ科のなかでもかなり頼りになる系カッコイイ系です
ん~でもチーターとかでも良かったナ~。古い和名は狩猟豹(しゅりょうひょう)だそうです。数秒で時速100kmの速さに達するスプリンター
こちらはユキヒョウ。もちろんネコ科。断崖絶壁をヘーキで駆け下りるハンターです
ご存じライオン。ネコ科ではトラに次いで2番目に大きな種だそうです

考えてみれば、上にある猫以外のネコ科動物って、全部人間の天敵だったんですよね。今でも生身で向き合ったら絶対狩られてしまう!!! こわっ!!!

ともあれ、これからは寅年のことを猫年と呼ぼうかな、と思いました。次の猫年は……来年2022年ですね♪