「猫をテーマとした活性化」を目指す青梅市へ行ってきた
夏になると青梅市のことをよく思い出します。青梅市は、東京都の多摩地域北西部に位置する市で、昔は宿場町として栄え、現在では昭和レトロが感じられる独特の雰囲気の町になっています。
筆者の場合、夏にどこかへ出かけようとなると、青梅市を経由することが多いんです。夏→涼しい場所→高所→山へ、となると、青梅市や秩父市が「いちばん近い山への入口」というわけです。
ただ、これまではコロナ禍もあって、あまり出かけていませんでした。そして「最近の青梅はどうなっているんだろう?」と思いました。
2017年にペトハピにて「マオ猫による映画看板パロディ作品があふれる街」として青梅市を紹介しました。6年前は昭和の映画看板の展示でよく知られる昭和レトロの町でした。現在ではそれがだいぶ変わったようです。
2018年に、青梅市の映画看板を描いていた「映画看板絵師」こと「板観(ばんかん)さん」が亡くなったそうです。あの独特の映画看板はもう描かれない。また、台風の影響で町中に展示してあった映画看板が破れたり落ちたりもしたこともあり、青梅市商店街はそういった看板を撤去することを決めたそうです。
また、青梅市のもうひとつの「顔」でもあった、ギャグ漫画家の赤塚不二夫さんの魅力を発信してきた「青梅赤塚不二夫会館」が2020年に閉館。コロナ禍の外出自粛要請の影響もあったそうです。
青梅市からは映画看板が減り、赤塚不二夫会館もなくなった。どうなっていくんだろう?
その後の青梅市は「猫をテーマとした活性化」を目指しているとのこと。猫? どんなふうに? とても興味が出てきて、実際に青梅市に行ってみることにしました。
青梅駅構内に入りました。以前は交通系ICカード・Suicaを入場券がわりに使うことはできませんでしたが、現在はIC入場サービス「タッチでエキナカ」により、Suicaで駅構内に入場できるようになりました
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