マオ猫による映画看板パロディ作品があふれる街

猫との暮らしに役立つアイテムをアレコレ試したり、写真の撮り方を研究したり、日々の猫たちの行動を観察したり……。この連載では、スタパ齋藤が「飼い主目線」で、猫にも飼い主にとってもうれしいこと、猫とのシアワセな暮らしなどを研究していきます。

以前、東京都・青梅市(おうめし)をクルマで走っていて、交差点で信号待ちをしていたら、「えっ? 何これ!?」という看板を見つけました。アニメ作品「風の谷のナウシカ」の看板……のように一瞬見えるものの、内容は全然違う! なんだこれ~!

青梅の街をクルマで走っていたら……何やら看板が

えっ何コレ? ナウシカ……じゃなくて? 風邪の姉の……ていうかちょっとおもしろいんですけど!

これは一体なんなのか? 子どものお絵描きには見えないし、なんかちょっとこの作風は見たことがあるような。と、思っているうちに信号が青に。謎の看板を後にして帰宅しました。で、後ほど調べてみると、どうやらイラストレーターの山口マオ氏による「マオ猫イラストを使った映画看板のパロディ作品」らしい。

青梅の街は映画の看板がたくさんあることで知られています。詳しくは「ぼくらの自由研究室」「『昭和レトロな街』散歩が楽しい♪」に書きましたが、そんな街にマオ猫も参加! という流れのようです。

なんでも、ワタクシが目撃したナウシカのパロディ以外にも、かなりたくさんのマオ猫による映画看板パロディ作品があるとのこと。というわけで、さっそく青梅の街を訪れ、猫パロディ看板を見てきました! 写真でどうぞ♪

青梅の街並み。東京の西側にある、奥多摩に近い街です

街のなかには、こんな感じで昭和の映画看板がた~くさんあります

そんな映画看板に混じって、マオ猫が登場する映画のパロディ看板が

ゴジラのパロディ。右下の猫が、イラストレーターの山口マオ氏のオリジナルキャラクターの「マオ猫」です

「ALWAYS 三丁目の夕日」のパロディ。「夕日」が「タマ」になったりして、けっこう凝ってます

「風と共に去りぬ(Gone With the Wind)」のパロディ

こちらは3連発!

「羊たちの沈黙(The Silence of the Lambs)」も

ニャーン?

元ネタは「シェーン」でした! 細かい部分までパロディがなされていますね~

「第三の男(The Third Man)」って、こんなでしたっけ?

わ~、違うと思ったら、合ってました!

ほかにも多数

「お熱いのがお好き(Some Like It Hot)」は猫目線の映画タイトルに!

こんなのも! 岩下志麻ちょっと猫顔かも!

チャップリン作品

けっこーシュールな感じ

「Nyanter」ってニャんだろう?

山口マオさん以外の作家の作品も

猫パロディ映画看板以外にも、青梅の街にはあちこちに「猫関連」のものがあります。ご興味があれば、ぜひ訪れてみてください!