アローカナの雛が孵化したって! でもアローカナって?
先日、わが家の猫のオーナーさん宅に遊びに行きました。もちろん猫たちに会うのも目的のひとつですが、じつはアローカナの雛を見るのも楽しみだったのです。最初はアローカナって何? と思ったのですが、ネットで検索してみると思わぬことがわかりました。
アローカナは南米チリ原産のニワトリで、頬のあたりから生えている大きな耳羽を持っていて、尾がないのが特徴なのです。全体的に丸くてふっくらとした体形なので、何とも愛らしい! ラテンアメリカインディアンのアラウカノ族が飼育していた2種を交配し、選抜されて生まれたのがアローカナだそうで、名前はアラウカノ族に由来しています。温和な性格をしていて、生涯に産む卵の数が少ないので、採卵用ではなくペットとして飼う人も多いとか。ストレスに弱いので、平飼いが最適ということです。
そして、驚いたのが産む卵が青いこと。原産の南米では「幸せを呼ぶニワトリ」といわれているそうです。卵の味は黄身が濃厚でコクがあるとか。そして鶏卵と比べると、レシチンが約2倍、ビタミンEが約11倍、ビタミンBが約10倍以上という結果が出ているそうです。毎日1個食べると疲労回復やアンチエイジングにも効果があると見られています。
実際に見に行くと……アローカナの4羽の雛たちは卵を取り寄せ孵化させたので、子育てをしてくれる母鶏がいません。そこで活躍していたのは鳥骨鶏のクロちゃん。自分の子ではないのに、羽を広げてそのなかに雛を入れて寒くないようにと温めています。雛たちも嬉しそうに出たり入ったり、羽の間から顔を覗かせたりしています。
わが家のメインクーンも、母猫ではないのにその気になって子育てする子がいます。鳥骨鶏のクロちゃんを見ながら、鶏もそうなんだぁ、偉いなぁと思いました。
オーナーさんに「飼わない?」と聞かれましたが、わが家には野生動物が出没するので狙われてしまう可能性があるし、また冬は極寒なので鶏小屋を建てて防寒対策が必要です。冬の電気代はかなり高額なのでそれを考えると……。保留にして帰ってきました(笑)。
オーナーさんはもともと鳥骨鶏から飼い始めたそうですが、名前を付けてかわいがっているので、卵を産んでも自分で食べられないそうです。もっぱら、ご近所さんにあげているそうです。
また、会いに行きたいと思います。
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