出会いから1年以上、ようやく警戒の強い地域猫との距離もグッと縮まった!?

筆者的に「えっホントに?」ということが起きました。もちろん猫関係ですが、いつもの猫サイクリングで遭遇する地域猫についてです。

記事に何度か登場している茶トラ地域猫の「ちびちゃん」。かなり警戒心が強い猫で、最初に遭遇した2023年秋口には、10m以上の距離を置かないと逃げてしまいました(※猫プライバシーに配慮して写真の一部に生成AIによる画像を合成しています)。

2023年秋口のちびちゃん。望遠レンズ搭載のコンパクトデジカメでないと撮れない「近寄れない猫」でした
当時の年齢は8歳くらいだと思われます

ある日、毎日地域猫の世話をしに来る顔見知りのお姉さまと、くるみちゃんの近くで立ち話をしていたときです。「くるみちゃんのお友だちのちびちゃんに、なかなか近づけないんですよね〜」的な話をしていたら、「あの子は警戒心がね」「これから、くるみちゃんとちびちゃんにごはんあげるんですよ」「あっちであげてるから見ます?」という流れに。

じゃあ見せてください。ということになって、くるみちゃんとちびちゃんのレストラン? を見に行きました。

最近だと、スマートフォンの望遠レンズで撮れるくらい、ちびちゃんとの距離が縮みました
くるみちゃんとちびちゃんのレストランは、ちょっと奥まっている、安全な雰囲気の場所にありました。右に見えるのは、地域猫の世話を毎日しているお姉さまの自転車です。……あ、この方も猫サイクリングといえば猫サイクリングなの……か?
猫たちがひととおり食事を終えると、筆者の足元にちびちゃんが近づき、向こうを向いて座りました。え? 何が起きてるの?
なんかこう「ちょっと怖いけど、触ってもいいよ」といわれた気がして……。じゃあ試しに……あっ! 触らせてくれた! それを見たお姉さまは「あら〜」と少し驚いていましたので、やっぱりなかなか触れない猫のようです
さらに触っていたら首を前方に伸ばして「ううう〜やっぱり怖いかも〜」って感じに

初めてこの茶トラのちびちゃんに触れることができました。遭遇してから1年3カ月くらいかかった感じ? 警戒心が強い猫が心を開いてくれたようで、とてもうれしい出来事となりました。

くるみちゃんは初めて遭遇した瞬間触らせてくれて遊んでもくれましたが、いや〜猫によって人なつこさとか警戒心とか全然違うものですね。うーん興味深い。