寒暖差にはご用心! 愛犬だってヒートショックを起こす可能性も

冬は室内と外との寒暖差が大きくなります。わが家のある信楽は特に昼間と夜間の寒暖差も激しいので、愛犬の散歩やトイレなどには余計に気を遣う必要があります。人間同様に、激しい寒暖差で犬を外に出してしまうと、体に大きな負担がかかり、「ヒートショック」を起こす可能性があるそうです。

ちなみに、ヒートショックとは温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することにより、失神したり心筋梗塞や脳卒中といった血管の病気などを引き起こす健康被害のことです。そのため、散歩等に出かけるときには、まず外の気温に近い玄関先に10分程度いて、体を寒さに慣らしてあげることが大切だそうです。

愛犬はウイペットという犬種で短毛です。かなりの寒がりで、部屋から廊下に出ただけでもうガタガタ震えています。なので、冬の散歩はお昼過ぎの暖かい時間帯に、できるだけ日当たりがよい道を選んで行くようにしています。

もちろん、保温効果の高い防寒ウエアを着用して出かけています。真冬になると、さらにその上にマントを羽織っていくこともあります。あまりに寒い日は玄関を出たら、すぐに戻ってくることもあるので、そういう日は無理に散歩に行かないようにしています。

冬場の室内はエアコンを18℃に設定し、シーリングファンを回しながら、暖かい空気を循環させるようにしています。また、乾燥しないように湿度を50%に設定してつねに稼働させています。

愛犬たちはベットやマット上にいて毛布に潜り込んでいるので、低めの温度でも問題ないようです。信楽はとても寒いので、寒暖差を必要以上に大きくしすぎないためにも適切な設定温度ではないかと思っています。

信楽に来て3年が過ぎましたが、やっとこの生活に慣れてきたように思います。寒暖差が激しくても愛犬とともに快適に過ごせるように、これからも考えていきたいと思います。

室内では、エアコンや電気ストーブなどの暖房器具で寒さ対策を行いましょう。暖気を床まで循環させるサーキュレーターや室内の乾燥を防ぐ加湿器などを併用するのも、部屋全体を効率よく温めるのにオススメです。ストーブを使用するときは、近づきすぎて愛犬がやけどをしないよう、20~30㎝ほど離れた場所を柵で囲んでください。
 なお、留守番中に電気ストーブやホットカーペットなどを使用すると、犬がコードをかじって事故を起こす危険も。留守番中はドーム型のベッドや毛布、床暖房など、コードレスのものを使用しましょう。
 犬には年齢や体質、犬種や生活環境などに合わせた寒さ対策が必要です。散歩中も室内で過ごしているときも、愛犬の健康と安全面に配慮した寒さ対策を行い、寒い冬を乗り越えましょう。