アイペット、人気飼育犬種・猫種ランキング2023を発表。アフターコロナで順位に変動は?
アイペット損害保険は、アイペットのペット保険に新規で加入(2022年1月1日~12月31日の期間)のペットを対象にした「人気飼育犬種・猫種ランキング2023」を発表しました。
飼育犬種ランキングでは、2020年から4年連続で「ミックス」がトップとなりました。5位「ポメラニアン」と6位「ミニチュア・ダックスフンド」の間で順位の入れ替わりが見られたものの、1位から10位までにランクインした犬種は2017年の調査開始以来不動となっています。都心部やマンションでも飼育しやすい小型犬種が多くを占めていることも特徴的です。
11位から30位までには、長毛種と短毛種がほぼ半々のランクインとなっている点が特徴的です。今回の調査で大きく順位を上げたのは「ビション・フリーゼ」で、24位から15位まで一気に順位を伸ばしました。
「ビション・フリーゼ」は真っ白な被毛に覆われた小型犬で、まるで綿あめやアフロのようにカットされた白くてまん丸のシルエットに見覚えのある人も多いかもしれません。日本でもその魅力が広まりつつあるのではないでしょうか。
飼育猫種ランキングでは、今年も「ミックス」が1位となりました。「ミックス」は7年連続で首位を維持しております。猫の飼育に関しては、保護や譲渡をきっかけに飼育される人も多いことも理由として考えられるのではないでしょうか。
11位から30位までには、比較的大型の猫種も数多くランクインしています。大型猫はわりと穏やかで懐きやすいともいわれており、そういった点からも多くの人に親しまれているようです。「トンキニーズ」が昨年の28位から22位へ、「ブリティッシュ・ロングヘア」が昨年の35位から29位へと大幅に順位を上げました。
「トンキニーズ」は、筋肉質でがっしりとした体形の猫で、体毛の手触りがミンクのように、とても滑らかなことが特徴的です。また、人間はもちろんほかのペットともうまく過ごすことのできる子が多いといわれています。
「ブリティッシュ・ロングヘア」は、やや大きめの豊かな長毛が特徴の猫です。悠然とした態度でどことなく貫禄があり、活発というよりは落ち着いて過ごすタイプの子が多いため、在宅勤務などをしていても飼育しやすい面があるのかもしれません。
2023年は、新型コロナウイルス感染症が第5類に移行したこともあり、多くの人が新たな生活スタイルへと変化していく1年だったのではないでしょうか。このように、生活スタイルが変わっていくなかでも、ペットと触れ合い気持ちを通わせたいという想いは変わることはないでしょう。
ペットと信頼関係を築き、お互いに気持ちを通わせながら生活するうえで、ペットをすでに飼育されている人はもちろん、これからペットを飼育したいとお考えの人にも、それぞれの品種の特徴や個体差等を考慮し、責任をもって一生涯終生飼養できるような生活スタイルを築いていくことが大切なのではないでしょうか。
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