【犬グッズレビュー】散歩が楽しくなる天然ゴムのドッグブーツ「Pawz(ポウズ)」
今回ご紹介するのは、犬用ラバーブーツの「Pawz(ポウズ)」です。レビューをお願いしたのは、太鼓判ブリーダー「IG Ippuku Kennel(アイジーイップク犬舎)」のイタリアングレイハウンドたちです。
アイジーイップク犬舎では、「ippuku」というイタリアングレイハウンドとウィペットの洋服の製造・販売、雑貨の販売をしていて、以前からPawzも取り扱っていました。
以前、こちらの記事でもご紹介しましたが、Pawzは、2006年に米国で誕生した、世界で唯一の使い捨て防水ラバードッグブーツです。ジッパーやストラップなどを使用しないシンプルな構造が特徴。縫い目がないので完全防水、ソールにクッションが入っていないため、肉球で地面の感触を確かめられるので着用時に違和感がありません。そして、何より環境にやさしい100%生分解可能な天然ゴムでできているので、穴があいたら一般ゴミとして捨てられるんです。
「1パックに12枚入っているので、3回分ということになります。ゴムなのでそのまま伸ばして履かせることもできますが、専用装着器の「Pawz Jawz」を使うと、片手で簡単に履かせることができます。わが家は、散歩とわかると嬉しくてそわそわするので、Pawz Jawzで速やかに履かせられるのは嬉しいですね」(萩原ブリーダー)
「この時期は雨や雪で足がビチャビチャになるので、Pawzがあると帰ってからがラクですね。イタグレにとって、市販の靴は立派(ゴツ)すぎるんです。靴がオモリのようになり、靴の上部すれすれのところから骨折しそうなイメージです。実際、骨折ギプスがオモリになって、ギプスの際から再骨折することもあります。それに近いような感じです。Pawsは力がかかると、足を傷めるより先に脱げたり、破けてたりしてくれるので安心なのです」(萩原ブリーダー)
「これから春、そして夏を迎えると、アスファルトは高温になります。また夏の灼けた砂浜も肉球にとっては過酷な状況です。そんなときにもPawzは熱に強いので活躍してくれそうです。ふだんの散歩だけでなく、アウトドアなどのお出かけにも持参しています。それと、災害や避難のときにもよいと思います。薄く小さいものなので、常にバッグや車に入れておくことをオススメします」(萩原ブリーダー)
我が家の愛犬ウィペットにも履かせてみました。いつもの精悍さはなく、ペタペタと歩く姿に思わず笑ってしまいました。ただ、このあとドッグランで疾走したところ、すべて外れてしまいました…。前足首はしっかり曲がっているのではまるのですが、後ろ足首はカーブがなだらかなので抜けやすいのです。萩原ブリーダーによると、「サージカルテープ(紙テープ)」で口のところを巻くととれにくくなるようです。はがすときに痛くないので、微妙にサイズが合わない場合はこの手法がオススメとのこと。脱げても破けてなかったので耐久性も高いと思いました。カラーも豊富なので、いろいろ楽しめるのもお気に入りです!
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