【編集興記】4月28日は「シニアーズデイ(シニアの日)」お宅の愛犬・愛猫は元気ですか?
ちょっと気になったペット関連のトピックスを、編集スタッフが持ち回りで紹介する“不定期”コーナーです。
本日4月28日は「シニアーズデイ(シニアの日)」です。「シ(4)ニ(2)ア(8)」の語呂合わせで、2001年に音楽家の中村 泰士さんが制定しました。
一般的にシニアは65歳以上の高齢者を指す言葉として使われますが、「年長者への尊敬の念」という意味もあります。
人間の年齢に当てはめると、愛犬・愛猫は何歳くらいからシニアになるのでしょうか。「アメリカンケネルクラブ(AKC)」のチャートによると、小型犬は12歳、中型犬は11歳、大型犬は10歳、超大型犬は8歳くらいとなります。
猫は「全米猫獣医協会(AAFP)」のチャートで確認すると、12歳くらいからシニアであるとされています。
厚生労働省の「完全生命表(2020年)」によると、日本人の平均寿命は男性が81.56歳、女性が87.71歳で、いずれも過去最高を更新しています。
この20年間で、男性は3.84歳、女性は3.11歳伸びたことになります。昨今は「アクティブシニア」とよばれる元気なシニアが増えています。
同じように、ペットの寿命も伸びています。犬の平均寿命は30年で約2倍にもなっているといわれています。その要因として、獣医療の進歩や良質なフード、そして生活環境の向上があげられます。
ギネス世界記録によると、「存命中の最高齢の犬」「史上最高齢の犬」はポルトガルに住むラフェイロ・ド・アレンティジョのBobiくんです。1992年5月11日生まれなので、もうすぐ31歳になります。
超大型犬種で平均寿命は12~14歳とされています。AKCのチャートに換算すると、なんと226歳! 信じられないご長寿です。
猫の記録を見ると、「存命中の最高齢の猫」はイギリスのオーピントンで暮らすFlossieという猫で27歳。人間では120歳を超えているといわれています。
また、「史上最高齢の猫」は米国テキサス州で暮らしていたCreme Puffで、なんと38歳まで生きました。
日本でもニシア・スーパーシニアのペットが増えています。いろいろな要因が考えられますが、もっとも大きいのはペットが家族の一員として、大切に育てられるようになったからではないでしょうか。
シニアの愛犬・愛猫と暮らしている人は、シニアーズデイの精神でもある、労りの心をもって、これからも健康で快適な余生を過ごさせてあげましょう。
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