今年は蚊が少なかった!? なんと彼らも夏バテするようです

9月に入り、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。夏の終わりが近づいてきたということです。ただ、今年の夏を思い返すと、「蚊」が少なかったように思います。私が信楽に移住するにあたって気になっていたのが蚊です。幼いころから蚊に刺されやすく、夏場にお墓参りに行こうものなら、足を10カ所以上も刺されて帰ってきました。もう痒くて痒くて、泣きながら母親に薬を塗ってくれと訴えていました。

その私が、今年はまだ刺されていません。1回も刺されていないのです。これはおかしいと思い、ネットで調べてみました。すると「今年は蚊が少ない」というワードがたくさん出てくるではないですか。ウェザーニュースが8月21日~22日に行ったアンケート調査(回答人数10417人)では、「蚊が少なかった」と感じている人が74%で、その割合がここ3年で毎年増加しているということでした。

どうやら、蚊も気温の上昇で活動しづらい夏だったようなのです。蚊は気温が25~30℃のときに活動が活発になりますが、35℃を超えると植木の葉裏などの日陰に身を潜めるようになるといわれています。今年の夏は昨年に比べると気温が35℃以上の猛暑日が多くなり、東京都心でも年間猛暑日数1位を記録するなど厳しい暑さが続いたのです。蚊も「こりゃたまらん」と飛ぶ元気もなかったのでしょう。完全な夏バテ状態だったということです。

しかし、9月中旬を過ぎれば、日が落ちて気温が下がったり、暑さもが落ち着いてきます。そうなれば蚊は活動しやすくなってきますので、「8月分を取り戻すぞ」と言わんばかりに飛び回るかもしれません。まだまだ油断はできません。引き続き虫除け対策を行う必要はありますね。

わが家では、玄関外で蚊取り線香を炊いています。玄関を開けた時に蚊が侵入しないようにしています。それ以外、夏場はあまり窓を開けることも少ないので、室内で刺されることはまずありませんが、問題は草刈りなどをしているときの露出部分である顔を刺されることです。虫よけローションなどを塗ってはいますが、汗で流れてしまいそこを狙われるのです。

もちろん、愛犬と散歩に行くときは自分だけでなく、彼らにも虫除けスプレーは忘れずにしています。