「滑り止め床用コーティング剤」に犬の活動量増加効果が確認

リンレイは、岐阜大学との産学連携において、「滑り止め床用コーティング剤」に犬の活動量増加効果があることを確認しました。

「滑り止め 床用コーティング剤」

リンレイの調査によると、フローリングの室内で犬を飼育する家庭が500万世帯を超えているにもかかわらず、約60%の家庭で愛犬の滑り対策をしていないということがわかりました。

そのような状況で、犬たちは足元が滑る状態でストレスを溜めてしまい、最悪の場合ケガにつながってしまうケースもあるのではないかと考え、岐阜大学と床での滑りが犬の心身に及ぼす影響についての共同研究をスタートさせました。

滑ることでストレスだけでなくケガにつながることも……

研究内容は、超小型犬(健常犬1頭)、小型犬(健常犬2頭)、中型犬(神経疾患犬1頭)の合計4頭を症例として、「滑り止め床用コーティング剤」塗布前後のフローリングにおける犬の活動量を比較解析しました。活動量は「わん歩計」の犬用モードを使用しました。その結果、活動量は健常犬で約107%、神経疾患犬で約130%増加することが確認できました。

「わん歩計」を使い4頭で活動量を検証

4頭の症例

これは、リンレイが以前報道発表しペトハピでも紹介した「フローリングでの滑り防止効果」「歩様改善効果」とも符合しており、「犬が歩きやすくなり、活発になった」結果と考えられることから、「滑り止め床用コーティング剤」が健常犬や疾患犬の健康やQOL向上に大きく寄与することがわかりました。

また、足・腰の関節疾患や神経の疾患は高齢になるにつれて発症しやすくなることから、高齢犬の疾患対策となる期待がさらに高まったといえます。

人だけでなく家族でもある犬にも健康でいてほしいですよね。リンレイは床用ワックスのパイオニアメーカーとして、これからも要望にこたえるべく引き続き研究を進めるとしています。そのなかには、猫についての研究も視野に入っているようです。

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