ペット同居家庭で大活躍する掃除機は一般家庭にもオススメ!【キャニスター編】

ペットと暮らしている家庭の抜け毛掃除におオススメなのが東芝トルネオシリーズ。前回はスティックタイプの「トルネオV コードレス(VC-CL1600)」での使い勝手のよさをご紹介したが、今回はキャニスタータイプの「トルネオV(VC-SG910X)」の魅力をお伝えしよう。

バッテリー切れの心配なしでしっかり掃除できるキャニスタータイプ

部屋全体が絨毯という場合や、しっかり掃除したいのでスティック式ではバッテリー切れが困るというご家庭には、コンセントから電源を取るキャニスタータイプをオススメしている。

フィルターレス サイクロンの「トルネオV」(VC-SG910X)。丸く小さいところが、ペットのようにかわいいデザインと評判

コンセントから電源を取るので、バッテリー切れの心配がなく、吸引力もスティック式に比べると強力。だから絨毯やラグの奥に潜んでいるゴミを強力に吸い取れるのが特徴だ。

またキャニスタータイプは、本体とスティックがわかれているため、手にかかる負担はたったの480gと軽い。ペットボトル1本分を重いと感じる人はまずいないだろう。

自走式のヘッドなので毛足の長い絨毯やラグでも、スイスイと前に進むので軽く感じる

猫ちゃんが大好きな高所の掃除もラクラク

トルネオの特徴であるペットの抜け毛が絡みにくいヘッド、ゴミを丸く圧縮してゴミ捨てがラクラクなこと、ダストカップや回転ブラシが丸ごと洗え、つねに清潔などの特徴は、前回紹介したスティックタイプの「トルネオV コードレス」と同じ。

同じ条件で抜け毛の掃除実験
キャニスター式でもほとんど毛が絡まらない
こちらもゴミはボールのように丸く圧縮されるので、満杯になって詰まることがない。しかも圧縮率も高くなっているので、さらにゴミ捨てもラクラク。

また、手元が軽いので高所の掃除がラクというのもある。猫は高いところが好きなので、抜け毛は床だけじゃなくキャットタワーやキャットウォークにも。しかも、エアコンが浮いた抜け毛を吸い込んだりして、天井付近まで猫の抜け毛が付いている場合がある。

キャットタワーの抜け毛掃除は大変!
冬場はエアコン下が暖かいので、日がな一日キャットタワーで過ごすドミ

でもトルネオなら、上方向に向けた掃除も丸いハンドルでラクラク。しかも付属の先端ツールがいろいろ豊富なので、狭い場所からエアコンのフィルターまで簡単に掃除できるのが特徴。

高所の掃除に興味深々
どうやら自分でもやってみたい!?
ふとん用ブラシでソファーの汚れも
ハンドルからブラシを引き出すと、簡単なブラシ式のノズルに早変わり

小さくてもパワフルで99.9%のゴミを分離するサイクロン

本体はB5の紙の上に乗せられるほどコンパクトで、重さはわずか2.3kg(本体のみ)。しかも片付けるときには、ホースをクルリと本体に巻き付けて、本体にスティック部分を差し込むと自立するので片付けも困らない。

きちんと自立するので、クローゼットなどにも収納しやすい

本体はこんなにコンパクトサイズなのに、サイクロン機構は10気筒で空気からゴミをしっかり分離。そして、微細な粒子ゴミも99.9%分離できるフィルターレス。目詰まりするフィルターがないから吸引力は99%持続するのもポイント。

またヘッドの幅が広く一度に掃除できる面積が広いので、往復する回数も少なくて済むのも魅力。もちろんペットの抜け毛は絡みづらく、どんどんダストカップに吸い込まれていくのは、ほかの掃除機では味わえない快感だ。

一般的な掃除機よりもヘッドの幅が広く、ブラシがこれ以上ないほど前にせり出しているので、際の際まで掃除できる

ダストカップに吸い込まれた抜け毛やゴミは1/7まで圧縮。一般的な掃除機だと、換毛期なら一部屋掃除が終わる前にダストカップは抜け毛でいっぱいになる。でもトルネオなら換毛期でもラクラク掃除できて、丸く圧縮されたゴミをポンと捨てるだけ。コンパクトにゴミがまとまるので、抜け毛やゴミ埃が舞うこともなし。ダストカップを振ったり、指や割り箸でゴミを掻き出す必要もないく、ゴミを撒き散らかすこともないのだ。

ゴミ捨てはダストカップを取り出して
クルリとまわしてふたつに分解
ゴミは圧縮されて丸くなっているので、コロンとカップから出てくる

パワフルなのに静かで軽くてお手入れ簡単

コンセントから電源を取るのでバッテリー切れの心配もなし。もちろん、吸引力はスティック以上。でも不思議なのは運転音がとても静かなこと。しかもキンキンと高い音がしない。掃除機を怖がるペットも多いようだが、少なくともわが家の定吉とドミは、ガンガン掃除機をかけても怖がらず、安心してお昼寝中。

犬と比べ猫は昼でもずっと爆睡
こんな姿勢でも(笑)

またこちらにも「ゴミ残しまセンサー」が搭載されているので、絨毯の奥に隠れたゴミの発見ができるだけでなく、家具の下などもセンサーを頼りに掃除が可能。

「ゴミ残しまセンサー」を活用すると、掃除上手になれる
暗い場所はLEDが点灯するので明るく掃除できる

もちろん、キャニスタータイプもフィルターレスなのでお手入れの時間が大幅に短い。ブラシやダストカップはすべて分解して洗えるので、いつも清潔な状態で掃除できるのだ。

ダストカップとブラシは水洗い可能でいつも清潔に

掃除機を怖がるペットも多いようだが、少なくともわが家の定吉とドミは、ガンガン掃除機をかけても怖がらない。わが家のケースが特殊かもしれないが、テスト用の掃除機がいろいろあるので、ペットたちが「今度はどんな掃除機なのかな?」とニオイを嗅ぎにきたりするほどだ。とくにキャニスターは大型モーターなので、スティックに比べノイズの周波数が低いので怖がるペットも少ないのではないだろうか?

掃除機としての性能は、いちばんバランスがいいトルネオ

前回、今回とペットと暮らす家庭を想定してオススメな掃除機を紹介した。掃除機はかなり成熟した家電で、各メーカーは吸引力、パワー、電池の持ち、使いやすさ、運転音など特徴を持たせているのがほとんどだ。しかし、どれかに特化させるのではなく、バランスが大切な家電なのだ。

東芝のトルネオシリーズは、市販されている掃除機のなかでハイレベルで絶妙にバランスが取れているのが特徴。それは、誰にでも、どんな用途にもピッタリな掃除機ということなのだ。けっしてペットのいる家庭向けに開発しているワケではない。でも我が家のようなペットのいる家庭で活躍するくらいだから、一般的な家庭では十分すぎる性能を持つ掃除機といえる。スティックとキャニスター、ぜひ皆さんの家庭にあったタイプを選んでほしい。

協力/東芝ライフスタイル