TICAキャットショーに空気清浄機メーカー「cado」が協賛
先日、大田区産業プラザPiOにてTICA(The International Cat Association)のキャットショーが開催されました。当日は80頭もの猫たちが集まり、会場も活気に満ちていました。
TICAとは、1979年に設立された純血種および家庭猫(ハウスホールドペットキャット)における世界最大の血統登録団体であり、キャットショー公認機関としても世界最大級です。猫のスタンダードの保全管理を徹底し、その血統を後世に伝えることを最大の使命としています。
TICAが公認する純血種には、すべてスタンダードというものが定められています。これは、その猫種がどういう容姿をしているべき猫なのかと詳細に決めているものです。よって、スタンダードに近い猫ほど誰が見ても魅力的で、一度は飼ってみたいと思える猫なわけです。
TICAのいう「血統優秀」とは高級猫ということではなく、スタンダードに近い猫が代々続いているということを意味します。つまり、TICAの血統書を持ち、ショーに参加して高いタイトルを獲得した猫はスタンダードに近い猫であり、その家系もみなそういう資質を持つ猫ということなのです。ブリーダーは、猫をショーに出陳することにより、TICAのジャッジの厳選なる審査を受け、よりスタンダードに近い猫を産出するために努力を続けているのです。ショーについては、以前に「猫の血統を考える」という記事でもご紹介しました。
また、ショーは単に優劣を競うだけでなく、ブリーダー間の情報交換の場でもあります。そこでは、国内に限らず海外状況なども話題に上ります。その内容は、フードやサプリメントといった飼育に直接関係するものにはじまり、最近では、除菌・消臭、空気清浄機、掃除機といった猫たちと暮らす空間に必須なものまで多岐にわたります。
このショーでは、ペットとの暮らしでも必需品ともいえる家電メーカー「cado(カドー)」が協賛しました。cadoといえば、“空気をデザインする”をコンセプトにしたデザイン性の高い空気清浄機で有名です。今回は、会場内に「AP-C710S」、「AP-C310」、「LEAF 320i」の3台を設置し、会場内の空気を浄化しました。
cadoの空気清浄機はデザインだけではありません。能力も実証済みです。空気清浄機の性能は、米国家電製品協会(AHAM)の定める「CADR(クリーンエア供給率)」が世界基準となっています。そのCADR指標において、日本メーカーとして唯一の世界最高値を獲得しているのです。
世界最高レベルの美しい空気を生み出すcadoの空気清浄機たちは、確かな性能で会場内の空気を浄化し続け、最適な空気環境で猫や人(ジャッジやブリーダー)をサポートしました。会場内でも、まじまじと眺めたり、手をかざしたり、担当者に質問するなど大きな注目を浴びていました。
さらに、ヘアードライヤーも展示されていました。「猫にドライヤー?」と不思議に思う人もいると思いますが、キャットショーに参加するブリーダーにとっては必需品なのです。ブリーダーはキャットショーに参加する前日に猫を洗います。油落とし、下洗い、本洗い、リンスと洗いだけでも、1時間以上をかけます。
そして、洗ったあとはドライヤーで乾かすという作業になります。根元からしっかり乾かさないとフカフカに仕上がりません。審査には被毛の美しさも採点の重要な要素になるのです。しかし、ブリーダーにとっても猫にとっても、ドライヤーは最後の難関です。重さで手首が腱鞘炎になるブリーダーもいるとおり、重さや乾かす時間は重要です。そして、先端が突き出た形状や高温、大音量は猫のストレスになります。
cadoのドライヤーはノーズレス&軽量なので、持ったときのバランスがよくて疲れない。そして、そして、85°Cという温度設定で地肌や毛髪を高温から守り、遠赤外線&マイナスイオンとパワフルな風量により毛先から毛根までの速乾性を実現しています。もちろん、人用ではありますが、ペットにも最適ということで展示となりました。会場の外に設置したので、実際に使って実感する姿も見られました。
家電も「人用」と「ペット用」と厳密に分ける時代ではなく、「ペットも家族の一員」として一緒に使えるものが求められているのでしょう。
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