ワンちゃん用トイレバケツで、ニオイをシャットアウト!
今回試してみたのは、使用済みのペットシーツ専用のゴミ箱&専用ポリ袋カセット「PadLocker(パッドロッカー)」だ。
使用済みペットシーツは、スーパーやコンビニのビニール袋などに入れて捨てる家庭も多いだろう。とくに肉や魚のパックを包む薄いビニール袋に入れた場合は、ニオイが漏れません? あの「原価低減を象徴する」極限まで薄いビニール袋は、キムチを入れて口を縛っても、冷蔵庫は全部キムチフレーバーになっちゃうし、お惣菜の餃子をビニールに入れておいておくと、「ここはラーメン屋か?」というニオイで充満する。
しかし、ここでオススメするPadLockerを使うと、あら不思議(笑)。5層コーティングの特殊ビニールで、ゴミ箱に入れたペットシーツのニオイがほとんどしない!
天気が良ければ、使用済みペットシーツをビニールに包んで、外のゴミ箱などに置いておける一戸建てならいい。でも、雨の日やマンションなどでは、玄関に置いておくことができず、ニオイが充満して困っている人にはオススメだ。
あと数カ月でやって来る梅雨~夏にかけて、お客さんが来たときに鼻をつままれないように、ニオイを封じるために、衛生的で便利なこのゴミ箱を用意しておきたい。
専用ビニール袋で使用済みペットシートのニオイをシャットアウト!
最近のペットフードは、うんちのニオイがしないように改良されているものも多い。とはいえ、人間同様にうんちのニオイは完全に消えない。
ご主人的には、おしっこはそれほど臭わないと思っているのだが、何日か留守にして帰宅すると、やっぱり臭うもの。おしっこをするたびに、すぐにペットシーツを交換してあげられればいいが、そうそう頻繁に確認できないこともある。使用済みペットシーツが何時間もしきっぱなしになっているときもしばしば。とくにウチでは浴室に犬のトイレを設置しているので、リビングから頻繁に確認することはできない。
もっと厄介なのは、使い終わったペットシーツの処理だ。外が晴れていれば、スーパーなどのビニール袋に、ペットシーツを畳んで入れて、玄関脇にポイッっとできる。でも、天気が悪いときは、玄関など家の中のゴミ箱に置いておかざるを得ず、冬でさえニオイを感じるのに、梅雨や夏の時期は、玄関一帯モワ~ンとしたニオイに包まれる。
ニオイに悩まされるペットシーツの処理に有効なのが、PadLockerだ。見た目は、フタつきのゴミ箱にしか見えないけど、フタを開けると科学と工夫の力がギッシリ詰まったゴミ箱なのだ。
フタを開けると、さらにぴったりとしまったフタが見える。しかも、このフタには青いビニールがかかっているのが見えるだろう。じつはただのゴミ箱ではなく、ニオイを外に逃がさないしくみになっている。
使用済みペットシーツは小さく丸めて、内ブタを開けてゴミ箱の中へポン! これでしっかり閉まった内ブタと、ニオイを漏らさない特殊ビニールが、おしっこのニオイをゴミ箱内に閉じ込めるのだ。中を開けてみると、そのしくみは簡単。
輪になった専用カートリッジには、ニオイを漏らさない特殊なビニールがセットされている。このビニールは、スーパーなどで肉や魚入れるポリエチレン袋。でも、その上に「AIR SEALテクノロジー」というコーティングがされており、ポリエチレンの分子レベルの極小の穴から、ニオイの分子が逃げ出さないようになっているのだ。しかも、心材のポリエチレンの裏表に加工してあるため、青いビニールは全5層構造でニオイを逃さないというわけ。
この特殊ビニールのおかげで、捨てたペットシーツのニオイはほとんどせず、およそ12枚の使用済みペットシートをゴミ箱の中に処理できる。
ゴミ箱一杯になったらビニールの口を縛ってゴミ処理へ
ゴミ箱一杯になった使用済みのペットシート。これをゴミに出すときにもニオイを逃がさないのがコイツのスゴいところ。
ペットシーツを捨てるときは、上のフタを開けたが、ゴミを捨てるときはゴミ箱中央を開くようになっている。
すると青い特殊ビニールが見えるので、上部のほうを持って少し引っ張り出す。ビニールは黒いカセットからソデ状にズルズル出てくるので、適当なところでストップ。あとはゴミ箱に付いているカッターで、ソデを適当なところで切って、縛ればニオイを外に漏らすことなく処理できる。
ビニール袋を新しくするのも簡単だ。まず、底になる部分のビニールを縛り、黒いカセットから少しソデ状のビニールを引っ張りだすだけでいい。1回のカセットでおよそ8回ぶんのビニールを引き出せるので、1カセットで2カ月は使えるだろう。カセットの価格は1000円程度なので、それほど高いと感じることもないだろう。
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