猫の動画と静止画を同時に撮影できるiPhoneの写真機能「Live Photos」が便利♪

2024年の夏頃から、筆者はiPhoneの写真機能で「Live Photos」を使っています。超ショート動画のような写真が撮れる機能です。

扱い方は通常の写真撮影と同じで、撮りたい瞬間にシャッターボタンを押すだけです。すると、シャッターボタンを押した瞬間の前後1.5秒ずつの合計3秒の動画と、高画質な静止画が撮れます。

撮ったLive Photosは、1枚の静止画として見ることもできますし、3秒の短い動画としても見ることができます。動画として見る場合は、写真を長押しすれば再生されます。音も入っていますよ。

ちなみに、Live Photosで撮った映像は、iPhone内では静止画と動画の2つのファイルとして存在しています。ただし、通常の書き出し方でiPhoneから外に出すと、静止画になってしまいます。静止画と動画を両方書き出したい場合は、書き出したい写真の共有アイコンをタップし、「未編集のオリジナルを書き出す」を選ぶと、iCloudドライブ内の「ライブ」フォルダなどに書き出すことができます。

で、このLive Photosで猫を撮ると楽しいんです。たとえば猫がニャーと鳴いたら、すぐシャッターボタンを押す。シャッターボタンを押した瞬間前後1.5秒ずつの動画も撮れますので、多くのケースで「猫が鳴いた瞬間の動画」を撮ることができます。あくびでも同様。

どんな感じでLive Photosが撮れるのか? Live Photosで撮った猫を静止画と動画でごらんに入れたいと思います。

Live Photosで撮った映像の静止画部分。キレイです


【動画】猫がニャーと鳴いて近づいてきたのですぐシャッターを押したら、その前後3秒間が動画として記録されました。ニャーという鳴き声もちゃんと入っています
こちらは静止画。クリアです


ニャーと鳴いて尻尾をスリスリしはじめた瞬間にシャッター。おいしいところが集まった動画になりました
静止画はiPhoneの静止画撮影と同様のクオリティです



【動画】あっ、頭突きの挨拶? と思った瞬間にシャッター。頭突きの挨拶をもう少し長く取りたかったですが……シャッターのタイミングが少し早かったですね

という感じで、わりと簡単に好みのシーンの動画をコンパクトに撮れます。長々撮ることはできませんが、いいシーンだけが動画と静止画で残るので、十分実用的。また3秒の動画なので、見るのに時間がかからなくてかえって便利かも、です。ツイデに、高画質な静止画も残りますので、長時間動画を撮って1枚の静止画を切り出すよりも、いろいろ効率的で都合もいいですね。

それとLive Photos撮影時のシャッター音。

iPhone標準のカメラアプリでの写真撮影時のシャッター音は、ご存じのとおりあの大きめの「カシャーッ」。一方、Live Photosだと撮影終了時に「ココッ」という音がするだけ。より静かに写真を撮れるのもLive Photosの良さだと感じられますので、ぜひお試しを!