エシカルブリーダーも愛用する寒い日のお出かけ必需品「ペット用モバイルホットカーペット」

冬の寒い日でもペットと外出することがあると思います。ちょっとしたお出かけや旅行、動物病院やペットサロンなどへの移動もあるでしょう。クルマでの移動時は車内を暖かくしていればいいのですが、電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合、防寒対策が必要です。また、駐車場から距離があったりすると、その間にペットが凍えてしまうこともあります。

私たちブリーダーも冬の移動には気を使います。通常、キャットショーなどに参加する時はクルマで移動しますが、開催場所によっては電車を使って移動することもあります。そうなると、移動時間など外で過ごす時間が多くなります。また、会場によっては、肌寒いと感じるところもあるので、ケージ内を暖かく保つ工夫に苦慮します。

そんな私が愛用するのが「Mag Cruise ペット用モバイルホットカーペット」です。その名のとおり、モバイルバッテリーで稼働するホットカーペットです。冬の移動には本当に重宝しています。さっそくご紹介しましょう。

筆者が愛用する「Mag Cruise ペット用モバイルホットカーペット」

ペット用モバイルホットカーペットとは?

ペットキャリーやペットカートに敷いて使えるホットカーペットです。サイズは縦25×横45㎝とMサイズのキャリーまで対応しています。わが家の愛猫(メインクーンは)大型猫種で8㎏ほどあるのですが、ちょうどよいサイズ感です。

裏面にはモバイルバッテリーを収納できるポケットがついてる

一般的なモバイルバッテリーが電源です。ホットカーペットの裏側にポケットがついていて、そのなかにあるUSB端子をモバイルバッテリーに繋ぐだけです。

モバイルバッテリーや配線を収納することができるので、ペットがいたずらする危険がないので安全です。また、防水ファスナーを使用しているので、万が一粗相をしてしまっても、モバイルバッテリーや配線を守ります。

温度設定は、微温モード(30℃)・低温モード(34℃)・中温モード(37℃)・高温モード(40℃)の4段階設定。外気や愛犬・愛猫の好みに合わせて選べます。それぞれの温度帯は、緑・青・白・赤で表示されるので、視認性もよく間違えることはありません。

稼働時間は、10,000mAhのモバイルバッテリーの場合、微温モードが約8時間、低温モードが約7時間、中温モードが約5時間、高温モードが約4時間となります。

実際に使ってみて

わが家の愛猫は大型なので、キャスター付きのLサイズのキャリーを使っています。まず、キャリーにホットカーペットをセットし、その上に毛布を敷きます。信楽の冬場はかなり気温が下がりますので、中温モードでキャリー内を暖めてから猫に入ってもらいます。

キャスター付きのキャリーに敷いたときのサイズ感。もう一回り大きくてもいい
パラシオもぬくぬくとリラックス

移動時には猫の様子を見たり、実際に手で触って温度を確認したりして、低温モードや微温モードに変えたりしています。ただ、それほど温度差は感じないので、通常は低温モードで使っています。

外気の状況、短毛種や寒がりの子の場合は、様子をみて中温モードや高温モードなど使い分けるとよいかもしれません。

いつもは丸くなって毛布にくるまっている愛猫も、珍しくキャリー内でヘソ天になって寝ていました。ちょうどよい温度感なのでしょう。たまに、温度を確認するために手をいれると、自らスリスリしてくるので、快適に過ごしているように感じました。

これを使いだしてから、パラシオは会場でもリラックスしている

「Mag Cruise ペット用モバイルホットカーペット」を使い始めてからは、待機ケージの中にも敷いてします。ショー会場によっては、天井が高かったり、会場自体が広く寒いところもあります。コンセントは使えないので、モバイルバッテリーで稼働できるのは嬉しい。

いつもはケージの下に敷いているマットに潜っているパラシオも、ゆったり過ごすようになりました。せっかくショーに参加しても、体調を崩したり、風邪をひいたりしたら大変ので。

「Mag Cruise ペット用モバイルホットカーペット」は、冬のショーの必需品です。会場でも、いろいろなブリーダーに「それは何?」と聞かれました。ショーに参加するブリーダーは健全性が高いので、猫たちの体調管理には細心の注意を払っています。

利便性も高い

前述のとおり、配線はポケットに隠せる安全設計なので、ペットのいたずらを防げます。本体はくるくる丸めて収納できます。軽量なので旅行の荷物としてもかさばりません。

丸めて収納できるのは嬉しい

また、お手入れも簡単です。USB端子に付属のキャップを被せるだけで洗濯機で丸洗いが可能です。汚れても、万が一粗相をしてしまっても洗えるので、つねに清潔に使用できます。

ヒーターコイルは日本製のコイルを使用し、電気用品安全法(PSEマーク)を取得しているので、安心・安全に使えるのもポイントです。

まとめ

冬に犬や猫が快適に過ごせる温度は18~25℃とされていますが、10℃を下回ると寒さを感じるようです。寒がる正確な温度は、被毛、体脂肪、活動レベル、健康状態によってさまざまですが、私たちよりも寒さを感じやすいので、防寒対策は必須です。

キャリーやカートでの冬の移動には、「Mag Cruise ペット用モバイルホットカーペット」は最適なツールと言えます。特に寒がりな子にはオススメです。