太鼓判ブリーダー日記Vol.86

野良猫たちと仲良くなれる日も近いかも!?

[2021/11/18 6:01 am | Cattery Amangroup/阪根美果]

以前のブリーダー日記でも書きましたが、わが家のまわりには野良猫が多くいます。正確にはどこかの家でご飯を貰っている野良猫です。それぞれテリトリーがあるようで、決まった範囲で行動しています。

わが家に一番近いテリトリーにいるのは、レッドタビー&ホワイトとブラック&ホワイト(ハイホワイト)の2匹です。性別は不明です。わが家の裏山や庭にいるのを見たことがあります。毛並みも艶々で、ほどよく筋肉もついて、とても健康的でキレイな子たちです。食べるものに困ることはないのでしょう。

最近、私は時間があると自宅周辺の雑草を刈っています。ススキや笹など立ち枯れする前に刈り取ってしまいたいのです。作業を始めてしばらくすると、いつも何やら視線を感じます。その方向に目をやると、必ずレッドタビー&ホワイトの野良猫が、じっと私を見ているのです。距離にしてその間は2メートル。刈るために雑草が揺れても逃げようともしません。私の作業をずっと見ているのです。

かなり人慣れしているような素振りを見せますが、私のことは警戒しているようで近づこうとするとその分だけ後ずさりします。なので、最近は話しかけるようにしました。私が作業を終えて片づけをしている間に、姿が見えなくなります。本当に「私の作業を見に来てる」という感じで、なんとも愛らしく、とても癒されます。

ある日、夜中に私がトイレに行くと、外から猫の鳴き声が聞こえます。トイレの窓を開けてみると、その窓の真下にその子がいて私のことをじっと見ています。電気がついて音がしたので、寄って来たのかもしれません。う~ん、私の行動を監視しているということは、気に入られているのかも。男の子か女の子か知りたいし、避妊去勢手術をしているかどうかも知りたいので、もう少し仲良くなりたいなあ……。

これからの季節の朝晩は、このあたりの気温はマイナスです。どこかの家でご飯をもらっているけど夜に家に入れてもらっていないのなら、厳しい環境で生きていかなければなりません。自分から近づいてくる子なので、保護できたらいいのですが。少し先の家では、物置で子猫が生まれているのを目撃したので、このあたりの野良猫たちの避妊去勢手術をしなければどんどん増えてしまうなぁと感じています。

でも、ここ数日のレッドタビー&ホワイトの様子を見ていると、「仲良くなれる日も近いかも」と。仲良くなって色々と相談してみます(笑)。

[Cattery Amangroup/阪根美果]