太鼓判ブリーダー日記Vol.82

わが家にも「ヤギ」が出勤してほしいなぁ

[2021/10/07 6:01 am | Cattery Amangroup/阪根美果]

先日、アマゾンジャパンの公式ツイッターに「岐阜県多治見フィルメントセンターにはヤギの同僚がいます」というコメントとともに画像が投稿されていました。いわゆるアマゾンの配送センターなのですが、詳しく調べてみるとおもしろいことがわかりました。ここで、ヤギたちは週に1回「エコ除草」をしているそうで、約3500平方メートルの範囲の草を食べて除草をしているそうです。

新型コロナウイルスの影響で、一時は「出勤停止」となったそうですが、今年6月から再開。出勤は毎週火曜日で、働く時間も人間と同じようにしっかり決められているとか。15頭ほどのヤギが出勤するそうですが、当日になると出勤拒否をするヤギもいて、頭数は前後するそうです。

アマゾンジャパンの広報担当者は取材に次のように答えていました。「Amazonの最優先事項はスタッフに働きやすい環境を提供することです。その一環として、ヤギさんによる『癒し』は大きなメリットのひとつです。また、機械よりも草の根深い部分まで食べてくれる、刈った草が残らないなどのメリットもあります。さらに、Amazonは環境保護の活動にも力を入れており、『ヤギ除草』は、自然環境に配慮した施設整備です。Amazonでは今後も、スタッフが働きやすい環境づくりに取り組んでいくとともに、環境に配慮した活動を推進してまいります」と。従業員も癒されると喜んでいるそうです。

このコメントを見てわが家にも「ヤギさん」出勤してほしいと思いました。「ヤギ除草」をしてもらいたいところはたくさんあるので。岐阜県だからお願いすれば来てもらえるのか?

じつは以前からヤギに草を食べてもらったら助かるなあと本気で考えたことがあったのです。インターネットで「ヤギ購入」と検索すると、ヤギのブリーダーさんのホームページがでてきます。7~10万円程度で購入ができるのです。庭にヤギ舎をつくればなどと考えましたが、信楽の冬はものすごく寒いので暖房設備がないと飼育は難しいし、ヤギがかわいそうだなぁと断念したのでした。

う~ん、ヤギさんに出勤してもらいたいなあ……。庭を眺めながらそう思う毎日です(笑)。

[Cattery Amangroup/阪根美果]