ペット終活のすすめ File 4

【ペットの終活】第4回 ペトハピライフノートを作成する

[2017/01/12 6:05 am | 阪根美果]

ペトハピライフノートとは

「ペトハピライフノート」はペットの終活を支えるもののひとつです。必要な内容が1冊にまとめられているので、とても簡単に便利に使うことができます。飼い主が考えていることなど、多岐にわたる情報を質問に答える形で記入していきます。

ペトハピライフノートはペットの終活の指南役であるとともに、ペットに対する家族間の相互理解を深める役割も持っています。長年ひとつ屋根の下に暮らしている家族であっても、文字による価値観のすり合わせが必要であるということに気付くことでしょう。

ペットも家族の一員です。ペットが亡くなったときに後悔することのないよう、愛するペットの終活の第一歩をペトハピライフノートで始めてみませんか?

ペトハピライフノートの書き方

ペトハピライフノートは「ペットの基本情報」「ペットと飼い主に関すること」「終末期関連」の3つの項目に分けられています。

1.ペットの基本情報

名前、性別、生年月日、血統書、マイクロチップ、避妊去勢手術、ワクチン接種、ホームドクター、ペット保険、病歴、アレルギー、飼育上の注意、散歩、美容、ペットホテルなど。

2.ペットと飼い主に関すること

ペットとの出会い、ペットの名前の由来、思い出、ペットと一緒にやりたいことなど。

3.終末期関連

介護、延命治療、葬儀、供養の希望など。

書き方のアドバイス

ペトハピライフノートは何度書き直してもOKです。記入欄が足りなければ、別の用紙に記入して貼り付けたり、書きたい項目がたくさんあれば、別のノートを作成してもいいでしょう。大切なのは、ノートを作成することを愛するペットとともに楽しむことです。ゆっくり思い出を作りながら、作成していきましょう。

・ゆっくり時間をかけて書く

ペトハピライフノートはどこから記入してもOKです。また、締め切りはありませんのでゆっくり作成しましょう。

・緊急時に必要な情報から記入していく

ホームドクター、保険、病歴など緊急事態に対応できるようにしましょう。

・何度書き直してもOK

時間の経過とともに変わる情報もあります。鉛筆で記入してその都度、書き直すといいでしょう。

・家族と情報を共有する

特に介護、延命治療、葬儀、供養の希望などは家族みんなで話し合って記入するようにしましょう。

・保管場所を決めておく

ノートの保管場所を決め、家族や必要なときに見てもらう人と共有しておきましょう。

ペトハピライフノートのメリット

ペトハピライフノートは、書くことにより多くのメリットがあります。

1.ペットと自分の関係性を客観的に見つめることができる

ペットとともに生きることの意味を発見できたり、ペットとの関係性を改めて見直すことができます。前向きに生きる勇気と元気をくれます。

2.ペットとの生活でやり残したこと、ペットとこれからやりたいことが見つかる

ペットの気持ちに寄り添いながら、飼い主が自分の心と向き合うことで、毎日のペットとの生活が変わります。ペットにもしものことがあったとき、できるだけ後悔のないように、日々、充実した時間を過ごす大切さに気が付きます。

3.ペットを介して家族間の交流が深まる

ペットに対する想いやペットとの思い出を整理することを通じて、自然に家族との会話が増えて交流が深まります。

4.もしものときにペトハピライフノートひとつで情報が共有できる

飼い主が不在のときでも、このノートひとつでさまざまな情報を共有することができます。飼い主以外の人でも、もしものときにこのノートを活用することで、質の高い対応が可能になります。

ペトハピライフノートを手に入れよう

読者のみなさんのためにペトハピライフノートをPDFでご用意しましたので、ぜひ愛犬や愛猫のためにお使いになってください。ダウンロードはこちらから。

第5回は「写真・画像を整理する/思い出を整理する」です。写真・画像の整理法や思い出BOXの作成について紹介していきます。

[阪根美果]