すぐれた嗅覚で検疫探知犬としても活躍するビーグル

[2016/9/6 06:00 | 編集部]

ペトハピ編集部が実際に取材し、自信をもって紹介できる “真の優良ブリーダー” です。
掲載基準はこちらからご覧いただけます。

犬種:ビーグル
犬舎名:ヤンキーボーイケンネル
ブリーダー/動物取扱責任者名:浅野享男
登録情報:動愛セ06 販第044号(販売)動愛セ06 訓第006号(訓練)動愛セ06 保第059号(保管)
繁殖歴:32年
住所:栃木県栃木市梓町216-3
電話:0282-31-2255
FAX:0282-31-0992
メール:yankeeboy@cc9.ne.jp
Webサイト:http://www.cc9.ne.jp/~yankeeboy/

栃木県・栃木市の緑豊かな場所にある「ヤンキーボーイケンネル」。自宅横の大きな敷地にドッグランと飼育施設を備えています。19歳のころからキャノンボールという犬舎で繁殖を学び、その後に独立。当時、まだ本格的なブリーダーが少なかったビーグルで繁殖をスタートしました。ビーグルという犬種について時間を惜しまずに学び、アメリカからも輸入。その犬たちをもとに質の高いビーグルの産出を目指し努力を続けています。ドッグショーにも積極的に参加し、数多くのチャンピオン犬を出すなど、ブリーダーだけでなくハンドラーとしても活躍し、リピーターが多い犬舎です。

ビーグルの特徴と魅力

ビーグルはイギリス原産の小型犬で、古くからウサギ狩りなどで活躍してきました。嗅覚を使って狩りをするため、体高が低く、ニオイが逃げないように耳が鼻の位置まで長く垂れています。四角い感じの体型で、引き締まった筋肉を持ち、小型犬ながらがっちりとした印象があります。すぐれた嗅覚、機敏な動作、遠くまで届く特徴的な声は、素早い追跡が必要なウサギ狩りに重宝されました。

「わが家のビーグルはアメリカンタイプで、かわいらしい顔立ちが自慢です。また、骨格構成がしっかりしています。ほとんどムダ吠えがないのも特徴です」と浅野ブリーダー。確かに、親犬も子犬も愛らしい顔立ちをしています。かわいい顔立ちでボディをしっかりつくるのはとても難しいそうですが、浅野ブリーダーはその理想を確立しています。ムダ吠えがないのも、飼い主にとってはうれしいことです。多少の個体差はあるようですが、賢い子が多く、しつけなどの物覚えも早いそうです。時間を惜しまず、一頭一頭、愛情をかけて育てていることがうかがえます。

飼育環境

犬舎は自宅の横に設置されており、いつも清潔に管理されています。ドッグランで十分な自由運動をし、日光浴をしています。「一番に心がけているのが、犬舎とドックランをつねに清潔にしておくことです。一日に何度も洗い流し、消毒し、汚れやニオイが残らないようにしています」と浅野ブリーダー。犬たちがドッグランで遊んでいるときには犬舎を掃除し、犬舎で休んでいるときにはドッグランを清掃にする。これを一日に数回繰り返すそうです。

「犬の健康は、良質なドライフードを与え、十分な自由運動と日光浴をすることでつくられます。そして、適度な休息も必要です。ドッグランでは思い切り遊び、犬舎ではゆっくり休む。これを繰り返すことで、しつけにもよい効果があります」と説明してくれます。ムダ吠えが無いのもその効果。季節によっては、そのタイムスケジュールも変えているそうです。快適な環境の中で犬たちはのびのびと暮らしています。飼育環境の徹底した管理は、ビーグルへの深い愛情から生まれたものなのでしょう。

ブリードの考え方

「このヤンキーボーイ犬舎のラインを崩さずに、いかにアウトブリーディングがうまくできるかが重要だと考えています」と浅野ブリーダー。犬舎で産まれた子を残しながら繁殖をしていくと、犬のタイプは安定しますが徐々に血が濃くなっていきます。それを解消するために、ときどき血統の離れた犬を繁殖のラインに入れるのですが、なかなかタイプが安定しないというマイナス面が出てきます。これをいかにうまく整えていくかが重要なのです。

「血統が離れていても、なるべく犬舎のラインに近い顔立ち、骨格構成を持つ犬を入手するようにしています。また、骨格構成を整えていくことで、性格などもよくなっていくと感じますね。ムダ吠えもない子犬が産まれてきます」と話します。犬舎のラインを守りながら犬質の高いビーグルの産出には32年の経験が生かされています。

遺伝的疾患についての対応

「先日、ある専門書を読んだのですが、てんかんを起こす犬が多いと書かれていました。ハウンド系の犬に多いという内容でしたが、当犬舎ではその疾患が出たことがないので心配はしていません」と浅野ブリーダー。ビーグルは紀元前からの歴史を持つ犬種で、長い年月をかけて品種改良されてきたので、主だった遺伝的疾患はないとされています。そのため遺伝的疾患に関しては、大きな心配はいらないでしょう。

引き渡しまでの生活環境

子犬は自宅にある産室で生まれます。母犬の愛情と浅野ブリーダーの手厚いサポートを受けながら、すくすくと成長していきます。その後、生後50日目で1回目のワクチン接種を受け、生後60日目以降に新しい家族のもとへ巣立っていきます。

「生後50日目までは親犬や兄弟姉妹と過ごし、社会性を身につけます。ワクチン接種後からは、新しい家族との生活に早く慣れるように、あえて一頭で過ごさせるようにしています。子犬は一頭になると寂しさから夜鳴きをすることが多いのですが、それを犬舎にいるうちに克服させることが狙いです。夜鳴きをすることで、興奮して食事をしなかったり、体調を崩すことなどもあるので、子犬のためにも飼い主のためにも、大切な訓練なのです」と浅野ブリーダー。子犬に対する深い愛情を感じます。飼い主にとっても心強い訓練です。

しつけ・お手入れ・アフターフォロー

「しつけやお手入れなどに関するご相談は、いつでもお受けしています。しつけをしてほしいという場合もお預かりしてトレーニングすることも可能です」ということなので、とても安心できます。ドッグショーに出たいという飼い主のサポートもしているそうです。ビーグルは短毛ですが、季節によりアンダーコートが抜ける時期があるので、その時期にはブラッシングをこまめにしましょう。シャンプーは汚れたときだけで、ふだんは拭いてあげる程度でよいそうです。また、耳が垂れているので汚れやすいため、軽く拭いてあげてほしいとのことです。

犬舎トピックス

浅野ブリーダーは、JKC公認の教士ハンドラーでもあります。ハンドラーは純粋犬種の品評会であるドッグショーに出場する犬の調教師のことで、ハンドリングを行う人です。教士ともなれば、ハンドラーコンペティションのジャッジをする立場でもあります。また、ドッグショーにおいて全犬種のジャッジをするライセンスも持っており、経験豊富な頼もしいブリーダーといえます。わからないことがあれば、浅野ブリーダーに相談すれば安心です。子犬の情報なども含めて、ぜひWebサイトをご覧になってください。

[編集部]