シャープ、キャニスター型の“コードレス”掃除機「ラクティブ エア」
ペットを飼い始めて変わる生活に「掃除」があると思います。もちろん、犬と猫、さらに短毛種と長毛種の違いはあるにせよ、いままで以上に掃除をするようになります。実際に筆者も、キャニスター型とスティック型(コードレス)を併用しています。しっかり掃除をするときにはキャニスター型がよいし、すぐにサッと掃除したいときはスティック型というように使い分けています。
ただし、メインで使っているキャニスター型でもコードレスだといいな、と感じることもしばしば。コードを引き出したり戻したり、さらに場所によってコンセントの差し直しも必要。なので、スティック型のようにコードを気にせず使えるのが理想だと思っていました。
そして、そんな理想の掃除機がシャープから発表されました。コードレスキャニスター型サイクロン掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」です。もともとコードレスキャニスターはあったのですが、「重い」「吸引力が弱い」「運転時間が短い」など課題が多かったので、いつしか忘れ去られていました。
ですが、この掃除機はこれまでの課題を見事に解決しています。記事にあるとおり、総重量は世界最軽量の2.9kgしかありません。この2.9kgとは、コードレスでありながらも、コード付きキャニスターと同じ重量を目指したのだそうです。シャープの意気込みが伝わってきます。
さらに、使いやすさを公的機関で実証しています。兵庫県立技術センターで、30~60代の女性12名に「コードレススティック」「コード付きキャニスター」「新製品のコードレスキャニスター」の3台を、普段の掃除のシーンに合わせて使ってもらい、筋電図測定や動作解析で検証しています。その結果は、軽量スティックと比較して約20%、コード付きキャニスターと比較しても約10%、腕の負担が低減されているそうです。参加した人の評価もコードレスキャニスターの「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」が圧倒的な高評価だったとのこと。
さて、気になる吸引力はというと、動画を見ていただければ一目瞭然ですが、スティック、コード付きキャニスターと比較しても勝っています。
そして、運転時間もフル充電で最長60分という持続力。床面や掃除動作にあわせた省エネセンサーによる自動運転と賢さも備えています。
日本の住環境や生活環境から、現在ではスティック型が約7割となっています。しかし、“使える”コードレスキャニスター型サイクロン掃除機が登場したことで、この割合も変化するかもしれません。とくに、私たちのようなペットのいる家庭には嬉しい掃除機と言えるでしょう。
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