尿による犬のがん検査サービス「キュワチェック」がスタート

[2016/11/22 6:00 am | 編集部]

動物看護師によるホームケアサービス、ペットシッターサービス、ペットの救急車(東京23区限定)サービスなどを提供する「CARE PETS(ケアペッツ)」は、愛犬のための「尿を郵送するだけの簡単ながん検査サービス」を開始しました。

犬の死亡原因の1位はがんであるといわれていますが、動物病院などでは犬のがん検診は行われていない現状もあります。通常、血液検査ではがんを発見することができず、がんを調べるためにはCTやMRIといった大がかりな機器が必要になります。

また、CTやMRIの実施には麻酔注射が必要だったり、がん検査のためのハードルは高く、従来はがんの疑いがある犬に対し、がんの診断を確定させるためにのみ行われ、早期発見が難しい現状となっています。

そこで、CARE PETSはメタボスクリーン社と提携し、尿によるがん検査サービス「キュワチェック」を開始。この「キュワチェック」は、採尿キットが自宅に郵送され、愛犬の尿を採尿して返送すると、簡単に「がん」「尿石症」「ストレス度」を検査することができるサービスです。

犬ががんに罹患すると、体内で「アセスミン」という物質が尿に混じって排出され、その量を測定することで、簡単・便利にがんのチェックを行うことが可能になっているとのこと。愛犬の体に負担をかけずにがん検診を受けることができるので、気になる人も多いと思います。価格は1万5120円(税込)※検査キット、検査費用、往復送料を含む。申し込み・詳細はこちらから。

[編集部]