アニコム損保が、2015年のペットにかける年間支出調査の結果を発表
アニコム損保は、2015年の1年間にペットにかけた費用(年間支出)に関する調査を行いました。
みなさんは昨年ペットにかけた費用を把握していますか? アニコム損保の調査結果によると、犬・猫ともに前年よりも費用が下がっています。細かいところを見ていきましょう。
病気やケガの治療費
「病気やケガの治療費」に関しては、犬が前年比71.5%、猫が前年比71.7%と減少傾向が見られます。アニコム損保の調査によると、「フードを見直したところ、お腹を壊さなくなった。皮膚炎がよくなった」「信頼できる獣医師のアドバイスで、健康を維持するための注意点などがわかり、無駄な通院、検査が減った」などの理由が見られるそうです。健康であることは飼い主の願いですから、うれしいことですね。
「フード・おやつ」
「フード・おやつ」に関しては、犬が前年比101.6%、猫が前年比93.3%となっています。犬の場合は、「おやつを厳選し、ごはんを手作り食にした」「無添加のフードに変更した」など、愛犬の健康志向が増加している理由のようです。猫で微減している理由としては、「ダイエットに伴って、一回あたりの給餌量を減らした」「おやつを与えるのをやめたため」など、愛猫のダイエットによるものが見られたそうです。愛犬や愛猫の健康をきちんと考える飼い主が増えているとも言えますね。
「首輪・リード」
犬・猫ともに増加している項目が「首輪・リード」です。「通院のために新たに購入した」という理由が見られる一方で、「かわいいと買ってしまう」「いいものを選んであげたい」など、飼い主の愛情によるものがほとんどだったそうです。
2016年にかける費用の見込み
2016年の1年間にペットにかける費用の見込みに関しては、「増加する」と見込んでいる飼い主が多くなっています。その理由としては、「一緒に出かけることが多くシャンプー・トリミング・洋服の費用がかさむ見込み」「愛犬を連れて旅行をする予定なので犬の宿泊代が増える」など、ペットとの暮らしをより楽しみたいという飼い主の意向が見えます。
みなさんの今年の見込みはいくらくらいでしょうか?
ペットにかける年間支出調査(2015年)
・調査方法:アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、2015年1月1日~12月31日の1年間にペット1頭へ支出した費用について、インターネット上でアンケートを実施。
・実施期間:2015年分調査:2016年2月15日~2月22日(有効回答数3976)
2014年分調査:2015年1月15日~1月20日(有効回答数2349)
・URL:http://www.anicom-sompo.co.jp/company/news/news_0160314.html
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