カメムシは意外と危険! 家への侵入や散歩中の遭遇にも要注意です
先日、洗車していたところ、突然何かが私の目に飛び込んできました。右手にホース、左手に雑巾を持っていた私は、すぐに払うことができませんでしたが、虫だということはわかりました。しかも、私の瞼に留まったまま……離れようとしないのです。私はホースを離し、その虫をつまんで取り除きました。
虫の正体は「カメムシ」でした。しかし、次の瞬間右目に激痛が走りました。カメムシを取り除いた際に、クサイ液体が私の目に入ったのです。
激痛も激痛。歯に麻酔を打ったときのような麻痺した感覚もあります。私は急いで右目を水で洗いました。5分くらい経って、ようやく痛みが治まってきました。すぐに家に入り鏡で右目を確認すると真っ赤に充血しています。とりあえず、目薬をさして様子を見ることにしました。
そもそもカメムシは身の危険を感じると、自分を守るために悪臭を発することは知っていました。ネットで調べてみると、それは「トランス‐2‐ヘキセナール(別名:青葉アルデヒド)」という成分だそうです。その液体が目に入ると、「石油やガソリンが目に入った時と同じような痛さ」と書かれていました。また、「皮膚につくと火傷と同じような炎症を起こす人体に有害な物質」とも。それは痛いはずです……。
毒性は強いのですが、目が失明することはないようです。ただし、充血や痛み、腫れ、目やにがひどい場合には、眼科に行く必要があるそうです。
アルデヒドは多くの生物にとって有害で、二日酔いやシックハウス症候群の原因物資でもあるとか。わが家の猫たちは、部屋に入り込んだカメムシで遊んでいて、部屋がカメムシ臭になっていることがあります。また、散歩中に愛犬がカメムシを見つけて興味津々のケースもあります。
私の災難と同様に、けっこう危険かもと思いました。猫や犬が遊んでいるうちにカメムシの出す液体が目に入ったり、皮膚に付着したりする可能性があるので、これからはカメムシチェックも欠かさないようにします。あぁ、思い出すだけで右目が痛くなります。本当に激痛でした。
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