ペットを飼う新型コロナウイルス感染者に朗報です

太鼓判ブリーダーが猫たちとの暮らしをご紹介。ほのぼのした日常やブリーダーならではの話など、いろいろな日常をお届けします。今回は、メインクーンのブリーダーCattery Amangroupの阪根美果さんです。

アニコムホールディングスが、ペットを飼う新型コロナウイルス感染者の不安を解消するために「#StayAnicom」プロジェクトを開始したそうです。現在、新型コロナウイルスの感染が拡大し、そのなかにはペット飼育者も多く含まれているようです。治療も状態により長期間になるので、ペットの飼い主には不安が広がっていました。身内が近くにいたり、知人に預けられる飼い主はよいのですが、単身の方など、毎日悩んでいる方も多いことでしょう。

このプロジェクトは、新型コロナウイルスに感染してしまった飼い主のためのサービスだそうです。アニコムの保有する施設の一部を開放して、飼い主が隔離や入院をしている間、そのペット(犬・猫対象で他種は検討中)を無償で預かるというものです。ペットの世話は、アニコムの獣医師を中心に社員有志がしてくれるそうです。アニコムのペット保険に加入していなくても受け入れてくれるそうです。希望者の状況により、地域や規模を拡大していくということで、とても素晴らしい取り組みですね。

アニコムでは以下のSNSで情報発信しているので、興味のある方は詳細をご確認ください。また、拡散することで多くの飼い主の不安が解消されることを願います。

・Twitter:https://twitter.com/anicom_inc
・Instagram:https://www.instagram.com/anicom8256/
・Fecebook:https://www.facebook.com/anicomgroup/

しかし、施設や人員には限りがあり、預かる頭数にも限りがあるでしょう。本当に預けるところがない飼い主が優先的に利用できるように、やみくもに利用を考えるのではなく、まずは家族や友人、知人などに預かってもらえるかどうかの確認が必要だと思います。飼い主みんなで協力をすることが大切だと思うのです。新型コロナウイルスは誰もが感染する可能性があるので、もし自分が感染したときに愛するペットが路頭に迷わないようにしっかりと考えておくことが大切ですね。

こんなときだから、飼い主みんなで力を合わせて乗り越えていきましょう!!

※WSAVA(世界小動物獣医師会)によると、猫が理論的にSARS-CoV-2に感染しやすいことは実験環境では明らかになっています。また、ほかの猫に感染させるケースも報告されています。万が一預けることになった場合は、アニコムに確認しましょう。