ブリーダー向けセミナーを開催しました
ペトハピは、ペットの⽣活をよりよくするための商品やサービスを紹介しています。そして、今回はブリーダー向けにブリード環境を向上させることを目的とした、プロフェッショナルセミナーを開催しました。第1回目は「⾒守りカメラ」と「ナチュラルフード」の2部構成でした。⾒守りカメラはアメリカ・ネットギア社の「Arlo」、フードはドイツのアニモンダ社をピックアップしました。
第1部:最適なブリード環境をつくる見守りカメラ
第1部は「最適なブリード環境をつくる見守りカメラの使い方」ということで、ネットギア社のネットワークカメラ「Arlo Pro」の紹介と、便利な機能や実際の使用感を説明しました。
まず、「ネットギア社をご存じの⽅は︖」という質問に対して、挙⼿した参加者はゼロ……。知名度はまったくありませんでした。その結果を受けて「よく中国企業と間違えられますが、れっきとしたアメリカの会社です(笑)」と笑いを誘ったネットギアジャパン マーケティングマネージャーの前田氏。
でも、ネットギア社はアメリカで21年の歴史を持つ、通信機器では名⾨企業なのです。シリコンバレーに本社を構え、近所にはiPhoneでお馴染みのアップル社、みなさんも使っているfacebookやGoogleといった有名企業があります。
ネットギア社のネットワークカメラは、アメリカでNo.1のユーザーを持っています。そのシェアはダントツの約42%、なんとGoogleの3倍以上という規模なんです。参加者のみなさんはこの事実に驚いていました。
では、「Arlo Pro」はほかのメーカーのネットワークカメラと何が違って、どうスゴいのでしょうか。それを説明してくれたのが、“家電おじさん”こと藤山 哲人氏。なんと20種類以上のネットワークカメラを試した経験があり、ネットワークカメラマイスターといっても過⾔ではないほど。そんな藤山氏が上げたポイントは4つ。
その1:完全ワイヤレス
ケーブルがないためコンセントがない場所にも設置が可能であること。本体もマグネットで、台座もいろいろなタイプが用意されているので、どんな場所でも簡単に設置できます。そして、コードがないので猫がかじってしまう⼼配もありません。
その2:ラクラク設定
親機とカメラのボタンを押すだけで接続が完了。そして、すぐに使えるようになるのが特徴です。知識がなくても誰にでも使えますが、「Arlo Pro」に惚れ込んだ藤山さんは、さらにわかりやすく解説した『ネットワークカメラ「Arlo」使いこなし完全マニュアル』も監修してしまったとのこと。
その3:画質のよさ
ハイビジョンクラスの解像度なので、テレビ番組を⾒ているようなクオリティです。猫の表情まで⾒ることもできますし、拡⼤しても、フードや猫砂の粒感、被⽑や⾁球までも⾒ることができるほどの画質です。
その4:使い勝手のよさ
⾳や動きを感知してお知らせしてくれたり、⾃動で静⽌画や動画を録画してクラウドに保存してくれます。それらすべてが永久無料なんです︕ 必要なデータはダウンロードしてスマホやPCに保存することもできます。
そして、すでに「Arlo Pro」を導⼊しているCattery Amangroupの様⼦をリアルタイムで確認してみました。猫たちの様⼦を⾒るだけでなく、⾳を聞いたり、話しかけたりできます。実際に藤⼭⽒が猫たちに話しかけてみました。居眠りしていた猫たちは、「何︖」とばかりにカメラを⾒つめていました。参加者たちも、その遅延のないリアルなやりとりにビックリ。
Cattery Amangroupへの導⼊レポートはペトハピでもこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。めったに⾒ることのできない、⽣まれたての⼦猫たちを⾒ることができますよ。
第2部:健全な猫を産出するキャットフード
第2部は「健全な猫を産出するキャットフード アニモンダのすべて」と題して、ドイツでNo.1の実績を誇るペットフード・アニモンダについて、ジャーマンペットの井上 次典氏が以下の内容を説明してくれました。
・アニモンダの会社概要と歴史
・アニモンダのフードづくりの理念
・アニモンダのフードの特徴(ウェット、ドライ)
・使⽤している⾁類について
・原材料と品質管理
・猫に必要な栄養素とバランス
・ラインナップと特徴
アニモンダの特徴は、新鮮な生肉を使用すること。そして、原材料にもこだわっていること。中国産原材料や遺伝子組換作物はいっさい使いません。また、人工着色料や人工保存料、人工酸化防止剤も不使用です。
そして、学術的裏付けとなる栄養バランスのよいフードというだけでなく、食べる楽しみを与えられるという、世界でも希有なフードメーカーになります。それは、ペットも家族だから、私たちと同じように食べるとを楽しんでほしいという願いがあります。
また、ブリーダー向けの「アニモンダプロクラブ」の紹介もあり、みなさんその場で申込みしていました。そして、ジャーマンペット社のご厚意で詰め合わせのお土産もいただきました。
今回は、猫のブリーダーを対象にした少人数のセミナーだったので、わきあいあいとした雰囲気であっという間に時間が過ぎました。参加者も、ネットギア社、アニモンダ社にたくさんの質問をしたり、直接話ができたりと、実りの多い⼀⽇になったようです。
ブリーダーのみなさんは、常によい環境を整えるために情報を収集し、そして試しています。それは、迎えてくれたオーナーさんに対して、正しい情報を伝えたいという責任感の表れでもあります。ネットワークカメラについても、よく質問を受けるとのことです。今回の「Arlo Pro」についても、一般には1~2台あれば十分ですが、5台や10台といったパッケージの要望まで出たのが印象的でした。
また、ペットフードについても、どれだけ健康で美しい猫に育て、⼦猫を産出するのかを考え、つねに最良のペットフードを探してトライ&エラーを繰り返しているようです。今回はペット先進国ドイツでNo.1のアニモンダについて詳しい話を聞けたことで、みなさんはさっそく試されるということでした。
今後もペトハピでは、こうしたセミナーを開催していきます。内容も、ペトハピがよいと思った商品やサービスを厳選していきます。それは、犬や猫と真摯に向き合っている優良ブリーダーが納得できた商品であれば、一般の飼い主のみなさんにとっても最良だからです。今後のセミナーにもご期待ください。
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