鳴き始めたよ! 春の訪れだね
わが家の周りは、1週間ほど前から「ホーホケキョ」という鳴き声が聞こえるようになりました。ウグイスの「ホーホケキョ」という鳴き声は春の風物詩といわれています。
この「ホーホケキョ」は「さえずり」といい、繁殖期(一般的に2月~7月半ばくらい)を迎えたオスが自分の縄張りにメスを呼び寄せるために発する鳴き声だそうです。同時に、ここは自分の縄張りだとほかのオスに主張する意味合いもあるとか。
大きく喉を膨らませて鳴いているのを見かけたことがあります。メスに聞こえるように頑張って鳴いているのですね。

以前、動物園に行ったときに飼育員さんから「1羽のオスの縄張りのなかには複数のメスがいて、少しでも多くの子孫を残そうと繁殖をしている」と聞いたことがありました。1羽のオスの周りに7羽のメスがいることも珍しくないそうです。まさにハーレムです(笑)。
このウグイスの鳴き声を聞いたころから、毎年咲いている庭の水仙が芽吹いているのを見つけました。いつの間にか雑草もあちこちに生えてきていました。しばらく姿を見せなかった鹿も群れで見かけるようになりました。
しかし、ウキウキする半面、厄介なこともあります。冬の間、どこかに隠れてジッと越冬をしていたカメムシも活動を開始したようです。困ったことに部屋のなかでも見かけるようになりました。愛猫たちが猫パンチして、カメムシの出す臭いニオイが部屋に充満する日も近そうです……(苦笑)。
もうすぐ、ここ信楽にも春がやってきます。