毎年、冬になると作成するもの
わが家のある信楽の冬は気温が氷点下(0℃以下)となることも多く、とても寒い地域です。以前にも書いたことがありますが、「南の北海道」といわれるくらいで、朝方はマイナス6℃まで下がることもあります。そのため日没前に雨戸を閉めて、できる限り冷気を避けるようにしています。
しかし、古い家なので隙間から冷気が入り込んできます。雨戸だけではそれを遮断できないので、厚手のカーテンで、隙間から入る冷気を防いでいます。
問題は欄間(ランマ)窓です。部屋のほとんどに欄間窓が付いているので、長さ240cm程度のカーテンが必要なのです。しかし、そこまで長いカーテンはオーダーメイドでもしない限り、販売されていないのです。
猫たちはカーテンに飛びついたりして遊ぶので、1シーズンでボロボロ。とてもじゃないけど高額のオーダーメイドなどできません。長さ200cm、220cm、230cm程度のカーテンは市販されていますが、長さが足りないだけでなく、こちらも需要が少ないから価格は高めです。
そのため、近くのホームセンターでときどき行われるカーテンの半端物セールの時に、部屋の雰囲気に合うカーテンをいくつか購入しておき、カーテンをカットして240㎝になるようにミシンでつなぎ合わせて使用しています。4部屋分のカーテンを作成するので、ちょっと手間はかかりますが、カーテン代の節約にもなるし、冷気を防げば電気代の節約にもなるので頑張って作成しています。
信楽に移住してからは、毎年それが猫たちの冬支度になりました。しかし、今年は何かと忙しく、すでに本格的な冬に突入してしまった今になって急いで作成しています。忙しいとミシンを引っ張り出すだけでも面倒で、なかなか始められなかったのです。
今朝、やっとミシンを押し入れから出して、セッティングしました。今日の信楽は、朝から雪がちらついていてとても寒いです。「急げ~」と自分に気合を入れながらミシンを動かすのでした。
でも、残念ながら今日中には完成しそうもないなぁ(苦笑)。