【猫旅】“猫宿泊可”の新横浜フジビューホテルはシンプルながらも機能的で快適な空間だった
新横浜駅から徒歩3分にある「新横浜フジビューホテル」。このホテルは交通のアクセスがとてもよく、観光やビジネスに絶好のロケーションなのです。周辺には飲食店やコンビニエンスストアも多く、食事や買い物にも便利です。
今回はみなとみらい地区にあるパシフィコ横浜で行われたキャットショーに参加するために、愛猫のパラシオとともに1泊2日の旅をしました。猫が泊まれる宿がほとんどないこのエリアでは貴重な存在です。“シンプルで機能的”をコンセプトに持つ部屋とともに、猫と一緒の旅をご紹介します。
クルマも凍る-5℃の早朝に出発
この日はとても寒い日で、自宅周辺の気温は-5℃。クルマ全体が凍って真っ白になっていました。車内も気温が低かったので、暖機運転して十分に暖めてから出発しました。しかし、あたり一面に靄(もや)が発生していて視界不良。ゆっくりと道を確認しながら、クルマを走らせました。
わが家から会場のパシフィコ横浜までの総距離は413.5㎞。最寄りのインターチェンジから高速道路に乗り、途中2回の休憩をして無事にパシフィコ横浜に到着しました。所要時間は5時間弱。3連休の初日でしたが、渋滞もなくスムーズに目的地に到着できたのでほっとしました。
賑やかなキャットショー
今回のキャットショーは「Pet博2023横浜」のイベントとして行われているので、犬や鳥などさまざまなペットが会場内にいて、とても賑やかです。コロナ禍が少し落ち着いてきたこともあり、開場時間の前から多くの人が訪れていました。
キャットショーは2日間にわたって行われました。子猫の部、成猫の部、ハウスホールドの部を合わせて約60頭の猫の参加です。1日目、パラシオは3リンクの審査に出ましたが、2リンクでFINAL IN。犬や鳥の鳴き声がする賑やかな会場で少し引き気味でしたが、とても頑張ってくれました。私もブリーダー仲間といろいろな話をしながら、楽しく過ごしました。
シンプルで機能的なレジデンスルームに宿泊
みなとみらい地区は観光地で、観覧車や日本丸をはじめ商業施設やホテルも多く、ライトアップされていてとてもキレイでした。パシフィコ横浜からホテルまでは30分弱で到着。駐車場入口は宿の横にあり便利ですが、裏手から回り込んで入場します。パレット式タワーパーキング(60台先着順)なので、高さのあるクルマの場合は事前に確認する必要があります。駐車場代は宿泊客の場合は1泊1日1,000円です。
チェックインはホテル棟の1Fのフロントで行います。ペットの宿泊は、西館のレジデンスルームのみ可能です。嬉しいことにペットの宿泊料は無料。チェックイン時には「ペット同伴宿泊滞在同意書(ホテルサイトからダウンロード)」と「各種ワクチン証明書」の提示が必要です。
チェックインを済ませたら西館に進み、エレベーターで部屋に向かいます。エレベーターは部屋の鍵を差し込んでから階数ボタンを押すタイプで、宿泊客以外が入れないようセキュリティがしっかりとなされているので、ひとりで泊まる際にも安心です。このホテルは小型犬・中型犬・猫の宿泊が可能ですが、1部屋につき1匹までの制限があります。移動時はキャリーケースに、室内ではペットを備え付けのケージ(屋根付き)に入れておく必要があります。
落ち着いた色調の快適空間
客室は「ツインベッドルームRAタイプ(ペット同伴専用ルーム)」で、広さは37㎡もあります。セミダブルベッドが2台+エキストラシングルベッド1台で通常3名までが宿泊可能です。部屋は優しい色調で統一されているのでとても落ち着く空間です。
床はフローリングで、一部にラグカーペットが敷かれています。冷暖房完備で、電子レンジやIHヒーター、冷蔵庫、調理器具、食器などが備えられたキッチン付きです。
バスルームにはシャンプー、リンス、ボディソープ、独立洗面化粧台にはハンドウォッシュ、歯ブラシ、アメニティーが置かれていました。しっかりと清掃が行き届いて清潔感を感じました。
ペット用に用意されていたものは、屋根付きケージ、中型犬用のトイレ、ペットシーツ(ワイド)3枚、新聞紙でした。消臭にはファブリーズが用意されていただけなので、ペット用の除菌消臭剤の持参をお勧めします。基本的に、必要なものは持参したほうがよいでしょう。
ケージは大型犬も入れそうな大きなサイズだったので、愛猫を入れるのにとても助かりました。まずは、ケージのなかに愛猫のキャリーバックの扉を開けてベッド代わりに設置しました。中型犬用のトイレにはすでにペットシーツが敷いてありましたので、その上に持参した猫トイレを設置しました。そして、空いたスペースにはお水とご飯を置きました。
これなら狭い所が苦手な子でもストレスなく過ごせるのではと思いました。買い物などで外出する際にも安心して出かけられるでしょう。
ホテル周辺で仕事仲間と夕食を楽しむ
ホテルにもレストランはありますが、周辺には飲食店がたくさんあります。徒歩圏内で夕食を済ますことができるのでとても便利です。今回は仕事仲間がPet博に出店していましたので、合流して一緒に夕食を楽しみました。1軒目は鶏居酒屋、2軒目はアジアンダイニング。ブリーダー仲間とはまた違った話題で、大いに盛り上がりました。
部屋に戻るとパラシオは、すでにケージ内に設置したキャリーバックで寝ていました。それもそのはず、自宅を出発したのは真夜中でしたのでパラシオも疲れたのでしょう。
実はこのホテルには「新横浜温泉」という名のスパ(別料金)があります。地下1,500mから汲み上げられた良質な温熱効果の高いナトリウム・塩化物泉(食塩泉)で、皮膚の表面を滑らかにするので「美人の湯」と呼ばれているそうです。岩盤浴サロンもあるので利用したかったのですが、寝不足と疲労で私も電池切れ……。明日に備えて、すぐに休むことにしました。
観光に絶好のロケーション
私とパラシオはキャットショーが目的だったので観光はしませんでしたが、ホテルからはJRや地下鉄を利用してさまざまな観光地に出かけることができます。近い範囲に観光地が点在しているので、レンタカーなどクルマでの移動もよいでしょう。みなとみらい地区には、横浜ランドマークタワー、よこはまコスモワールド、臨港パークなどがあり、周辺にもレンガ倉庫、横浜元町、中華街、山下公園、大さん橋、レンガ倉庫など見どころはたくさんあります。
最近は猫もハーネスを付けたり、ペットカートに乗せて外出する飼い主さんも多く見かけるようになりました。ペット可のお出かけスポットもたくさんありますので、事前にインターネットで検索をしながら、旅の予定を決めておくと愛猫とともに安心して楽しむことができるでしょう。
キャットショー2日目
7時に起床をする予定が、寝坊をして気が付くと8時を過ぎていました。慌てて出発の準備をして出発。9時過ぎにはパシフィコ横浜に到着しました。キャットショーの開始時間は10時です。2日目はわが家の猫を迎えてくれた2人のオーナーさんがキャットショーに参加していましたので、より楽しい時間を過ごすことができました。オーナーさんの愛猫もパラシオも頑張ってくれました。
17時にはキャットショーも終了し会場を後にしました。帰路も大きな渋滞はなく、途中で休憩をしながらクルマを走らせました。約5時間で無事わが家に到着。こうして今回の1泊2日の旅が終わりました。
まとめ
今回の旅もキャットショーへの参加が目的でしたが、「新横浜フジビューホテル」はシンプルで機能的、清潔感もあって快適が空間でした。部屋がとても広く、また統一感のあるインテリアがとても素敵でした。ペット用の大きなケージ(屋根付き)が備えられていたことは、とても嬉しく助かりました。また、しっかり防音対策が施されていたので、寝坊するくらいゆっくりと過ごすことができました。
徒歩圏内にいろいろな飲食店があるのも利便性が高くよいと思いました。今回は私の電池切れで利用しませんでしたが、機会があれば宿に併設された新横浜温泉(スパ)や岩盤浴サロンを利用したいと思います。今回もまた楽しい1泊2日の旅でした!
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