早く製品化してほしいペット用ウェアラブルグッズ
1月16日(水)~18日(金)に第5回ウェアラブルEXPOが開催されました。最新のウェアラブル端末などが集まる世界最大のウェアラブル専門展です。ペットの世界にもIoTやウェアラブル製品が続々と登場していますが、ペットオーナーとして気になる製品が展示されていたのでご紹介します。
その製品とは、三機コンシスが開発した「HOTOPIA」。銀の繊維をニット状に編み込む特許技術でつくられる新発想の「布ヒーター」です。信州大学繊維学部との共同研究で進化を続けています。
現在は、人間用のダウンベストやネックウォーマー、ポータブルシートなどが製品化されており、2018年には新作のネックウォーマーやウエストベルトなどの発売が予定されています。コンパクトなバッテリーを接続して使用しますが、すべての製品がアプリで操作できるため、バッテリーはポケットの中やシートの下など、邪魔にならず目立たない場所にしまっておけます。
そして、その技術を生かしたドッグウェアやペット用マットなどが開発中です。ドッグウェアやマットの中に薄い布ヒーターが内蔵されており、ペットたちをやさしく暖めてくれます。ドッグウェアに関しては、さらにコンパクトなバッテリーをお尻のほうに接続するので、犬に負担がかからないよう考慮されています。
「HOTOPIA」は、やわらかな触感の生地は伸縮性にすぐれ、通気性も高いのが特徴。均熱性が高いので、電気毛布のように電熱線の周囲だけが低温やけどする恐れもないとのこと。部分的な温度が低くても、面全体の温度が上昇するため、体感温度はかなり暖かく感じるしくみです。また、素材に銀を使用しているため、抗菌性があり、洗濯も可能なので清潔に使うことができます。
温度調節も可能なので、寒い時期のお出かけに便利なアイテムです。発売時期は未定とのことですが、早く製品化されることを期待しています。
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