犬で約35万円、猫で約17万円。アニコムがペットにかける年間支出調査2021を発表

アニコム損害保険は、アニコム損保のペット保険契約者へのアンケートをもとに、2021年の1年間にペットにかけた年間支出費用を発表しました。

犬・猫それぞれについて、1年間にかかる各項目の費用を調べたところ、犬が34万5572円(前年比102.1%)、猫が16万9247円(前年比102.7%)と、犬猫ともに微増傾向が見られました。最大の支出項目は、犬猫ともに「フード・おやつ」で、犬は約6.6万円(前年比101.8%)、猫が約5.3万円(前年比123.0%)という結果でした。そのなかでも、犬でもとも前年から増加したのは「サプリメント」でした。

犬の体格別に支出した費用を見てみると、中型犬がもっとも低い結果となりました。「病気やケガの治療費」「しつけ・トレーニング料」「洋服」などが低くなっています。「フード・おやつ」「飼育に伴う光熱費」などは、体格に応じてかかる費用も異なります。大型犬を迎える際には、費用面での備えも必要です。

​自分自身よりも、ペットに費用をかけている項目を聞いたところ、30.4%が「美容院(理髪店)」、続いて28.7%が「医療費」と回答しました。また、「食費」と回答した飼い主も20.7%という結果でした。

​ペット関連のIoTアイテムを目にする機会も増えました。そこで、2021年に新しく購入したIoTアイテムを聞いたところ、犬猫ともに「見守りカメラ」がもっとも多い結果となりました。また、猫では「自動給餌器」「システムトイレ」を9%前後の飼い主が購入しているほか、「その他」に含まれるものとして「自動給水器(水飲み器)」が見られました。