冬の散歩時は飼い主も愛犬も「しもやけ」にご注意を
中・高・大学と陸上競技部だった私は、毎年冬になると足や手の指がしもやけ(凍瘡)になっていました。寒い外での長時間の練習で、指先が冷え切ってしまうことが原因です。しもやけは寒暖差が大きい季節に発症するといわれています。
しかし、同じ条件でもなる人とならない人がいます。それは、しもやけの発症には遺伝的な素因も発症に関与するからだそうです。たとえば糖尿病や高脂血症などが関係するといわれています。糖尿病の家族歴があるので、私がしもやけを発症するのは遺伝的なものだと思っています。
また、痩せている人のほうが気温による影響を受けやすく、しもやけのリスクが高いとされています。指先などの末端の血管は、寒さによって収縮し血流が悪くなるので、しもやけを発症しやすくなるそうです。温めればよくなるかと思いきや、そう単純なものでもないのです。しもやけになると皮膚の赤みや腫れ、水ぶくれ、痒みなどの症状が表れます。酷い場合には手足の指が腫れることもあります。すぐに治るものではないので時間をかけて治療することになります。
なぜしもやけの話をしたかというと、なんと数日前から発症してしまったのです。両手の小指、そして両足の親指以外の指です。もう、しもやけなんて学生時代以来のことです。毎日、愛犬と散歩に出かけますが、ここ数日は手足の指が冷たいなぁと感じていました。散歩の後半は暖かくなるので気にしていなかったのですが…。思わず「学生かっ!」と自分にツッコみました。信楽がいかに寒いかということです。
しもやけは、温度変化を避けることで改善できるそうですが、毎日の散歩は欠かせません。なので、発症している部分を暖めること、またビタミンEの摂取が効果的なようなので、家にあった皮膚用クリームを塗って、サプリメントを内服して地道に治すことにしました。
お風呂などに入って温まると痒くなります。しかし、掻くと痛みがあります。ひどくなると腫れたり、水ぶくれや潰瘍になったりと悪化することもあります。早く治ることを願いながら、薬を念入りに塗る毎日を過ごしています(笑)。寒さが厳しい地域のお散歩は、愛犬だけでなくみなさんもしもやけにご注意を。
コメントを送信