愛犬たちもビックリ！ 真夜中の訪問者

滋賀県の信楽に引っ越してから、家のなかに愛犬のトイレは置かずに外で済ませるようにしています。散歩時を含めて1日数回トイレのために愛犬ジギーとリーティラを連れて玄関から外へ出ています。最後は就寝前の22～23時ごろになるのですが、ある日に玄関までいくと「キーキー、ガサガサ」と扉をひっかくような音がしています。

わが家の周りには野良猫もいるし、野生動物も出没します。でも、扉を開けるまでは何がそこにいるのかわかりません。「野生動物なら内側から扉をドンと叩いたら逃げて行くだろう」と思い、何度か叩いてみました。しかし、音はやみません。しばらく待ってみましたが、音は変わらず……。

意を決して、愛犬2匹と私で玄関の扉を開けてみることにしました。ただ、変なものがいたら怖いので、ほうきを片手に持って恐る恐る覗いてみると、黒い生き物が3匹動いています。近づいてみると、なんとカブトムシでした。どうしてそうなったのかわからないのですが、3匹ともひっくり返ってしまい、起き上がろうと扉に脚を引っかけながらもがいていたのでした。愛犬たちも初めて見るカブトムシを不思議そうな顔をしながら見ていました。そっと3匹を木に戻してあげました。

その日以降、ジギーとリーティラは玄関を開けてもすぐには外に出なくなりました。ちょっと覗いてから外に出ます。その日によっていろいろな虫がいます。昼間は玄関外に蚊取り線香を焚いているので、虫がひっくり返っていることが多いですが、最近はセミが多く、「あぁ、もう死んでしまったのかなぁ」と思いながら触ると、「ビビビビビッ!!」と鳴きながら逃げていくので、みんなでビックリして飛び上がっています（笑）。

私だけでなく、愛犬たちも新しい体験をしながら、毎日の信楽での生活を楽しんでいます。