いざ滋賀県へ。キャッテリーの引っ越しは、なかなか大変です

あと数日で、現在住んでいる千葉県から滋賀県に移住することになりました。私にとってもキャッテリーにとっても、終の棲家!?となる予定です。荷物の多くは引っ越し屋さんに頼むので問題はないのですが、わが家には愛猫が14匹、愛犬が2匹、ウパちゃん10匹、そして植木が2鉢といろいろ生き物がいますので、この子たちは自分で移動させることになります。

しかし、遠距離であるため単に移動すればよいというものではなくて、事前の準備などいろいろなことに気を配らなければなりません。

まず、滋賀県のこの子たちの飼育環境を整える必要があります。家の庭や周りは雑草が多いので、毎月2回手入れをしてくれる庭師さんを頼みました。しっかりと剪定・草刈りをしておくと、その分だけ家に寄り付く虫も少なくなります。

また、山間部なので湿度が高いため、床下に換気扇を3台取り付けました。この換気扇は取り付けて正解。劇的に湿気が少なくなりました。

また、これから暑い時期なので、エアコンの設置は必須です。私が移住するエリアは夏も比較的涼しい地域で、夕方になるとエアコンが要らないと不動産屋さんに聞いていましたが、かといってわが家の子たちのことを考えると設置しないという選択はありません。エアコン専用のコンセントを各部屋につくってもらい、まずは愛猫・愛犬の部屋に3台を新たに設置しました。業者も安くて丁寧なところを探してお願いしました。

ほかの部屋のエアコンは千葉県から移設することにしました。そして、愛猫と愛犬の飼育に必要なものを移動させたり、揃えたりして飼育環境を整えました。

滋賀県の家は古い民家なので、手直しが必要でした。まずは、痛んでいた網戸をすべて張り替えました。また、各部屋のリフォームはすべて(水回り以外)自分でしたので、とても時間がかかりました。和室を洋室に変えるために畳を外し、下地を造作し、断熱材を敷き詰め、床板を貼って、その上にクッションフロアを貼りました。壁は、猫の部屋も含めて5部屋すべてを漆喰に塗り直しました。襖も張替え、電灯類も交換しました。

自分でリフォームするのは大変ですが、その分だけ低予算でできます。また、完成時の達成感も感じられます。そして、何よりも家に対する「愛着」が生まれ、これから楽しく、幸せな気持ちで過ごせそうな気がしています。キャッテリーという特殊性があるので、その分いろいろ考える必要があって大変でしたが……。移住場所が遠距離だったので、リフォームに通うのもなかなか大変でした。この様子はまた別の機会にご紹介したいと思います。

さて、移動ですが、移動も大きなクルマが必要なので、バンタイプのレンタカーを借ります。キャリーバックも14個必要なので、これを揃えるのも大変です。夜間の移動であれば暑さを感じることはないので、夜な夜なわが家の子たちの移動です。かなり怪しいかもしれませんが(笑)。特にウパちゃんは水温の上昇に弱いので注意が必要です。千葉県から滋賀県までは5時間以上かかりますので、みんなの体調などの様子を見ながら慎重に移動することになります。

さあ、いよいよ滋賀県での“新生活”が始まります。新居での様子も更新していきますのでお楽しみに!