正しい情報をしっかり見極めることが大切だなぁ

コロナ禍になって新しい生活様式が求められるようになりました。外出自粛やテレワークなどで、外部との交流はネット上で行われることも多くなり、さまざまな情報もそこで得ることが多くなったと思います。しかし、ネット上では誰もが簡単に情報を発信できるので、そこには正しい情報ばかりではなく、誤った情報も多々見受けられるのが現状です。正しい情報が拡散するのは素晴らしいことですが、誤った情報が拡散するのは困ったものです。

犬や猫などの情報も同様です。コロナ禍で飼う人が増えて、ペットバブルが沸き起こっているとも言われています。そこには他業種の参入も多く見られます。病気、フード、サプリメント、除菌・消臭など、犬や猫に関するあらゆる情報が日々流れてきますが、しっかりとした知識やエビデンスを持たないままに、間違った情報を流しているものも多いなあと感じています。

煽るような題名を付けた記事や過大に効果を謳う広告など、怪しいなあと思いながら見ている飼い主さんも多いのではないでしょうか。最近では、獣医師という肩書きを持っている人の記事や投稿でも「大丈夫か？」と思ってしまうこともあります。同じ職業でもそれぞれが持つ能力には差がありますので、例えば、免許を取得後に情熱を持って学び続けるかどうかで、大きな差が生まれますよね。

わが家の猫を持つ飼い主さんからの質問も多くなりました。「どれが正しい情報なのかわからない」とみなさんが同じことをいいます。まずは、信頼できるWebサイトを見つけることやひとつの情報だけを鵜呑みにせず、自分でも調べてみることが必要だと思います。信頼できるブリーダーさんから譲っていただいたのなら、そのブリーダーさんに相談するのも良いでしょう。

とにかく、「正しい情報をしっかりと見極めることが大切だなぁ」とネットを見るたびに感じている今日このごろです。