アニコム、2021年版「猫の名前&人気猫種ランキング」を発表
アニコム損害保険は、ペット保険「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の猫、約5万2000頭を対象とした「猫の名前ランキング2021」と「人気猫種ランキング2021」を発表しました。
猫の名前総合ランキングは、「ムギ(444頭)」が1位を獲得し2連覇を達成しました。「ムギ」は、女の子部門でも1位、男の子部門では3位にランクインする人気ぶりです。「ムギ」という響きから想像しやすい色柄は「茶×白」などですが、それ以外の毛色で名前になっていることも多く、呼びやすい語感ややさし気な雰囲気が人気の理由なのかもしれません。一方、昨年4位だった「マル」が10位と大幅なランクダウン。圏外から躍り出た「ルナ(251頭)」、昨年より2ランクアップした「マロン(264頭)」「キナコ(256頭)」の影響が大きかったといえます。
男女別のランキングでは、男の子部門で「レオ(335頭)」が4連覇を達成。2位は「ソラ(288頭)」で、3位は昨年5位の「ムギ(202頭)」でした。トップ10圏外からは「チャチャマル(152頭)」が一気に6位、「ルイ(131頭)」が10位にランクインしました。女の子部門は、「ムギ(242頭)」が僅差で「モモ(234頭)」に競り勝ち1位に輝きました。3位には、昨年と同じ「ココ(229頭)」が続いています。
漢字で表記される名前では、男の子は昨年に引き続き「茶々丸」が一番人気。トップ5以内を見ても、順位の変動はあるものの、ランクインする名前に変化はありませんでした。一方で女の子は「姫」が昨年同様1位ですが、2位の「茶々」と僅差となっています。さらにトップ5圏外から、「花」が4位にランクイン、「麦」が5位という結果でした。
人気猫種ランキングでは、「スコティッシュフォールド(9104頭)」が、堂々の13連覇を達成しました。スコティッシュフォールドは、まんまる顔とずんぐりしたフォルムが特徴。某携帯会社のCMキャラクターとしても人気を博しているほか、そのかわいい様子がSNSにも数多くアップされ、人気ナンバーワン猫として不動の地位を築いています。2位は昨年と同じ「マンチカン(5940頭)」、3位は「混血猫」がランクインしました。また、昨年トップ10圏外だった「ミヌエット(2204頭)」が8位に、「サイベリアン(1788頭)」が10位を獲得。「ミヌエット」は、ペルシャ系の猫(「ペルシャ」や「ヒマラヤン」など)と、「マンチカン」のハイブリッドでふわふわの毛と短い足など特徴です。「サイベリアン」は、ロシア原産のもふもふの毛並みの大型猫。思わずハグしたくなる丸みをおびたフォルムが魅力です。
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