共立製薬がAIを活用したペットオーナー向けの健康相談サービスを開始

共立製薬は、犬や猫と暮らすペットオーナー向けに、チャット形式で健康相談が行える「AI Dr.ホームズの健康相談室」を10月4日(水)よりスタートします。

「AI Dr.ホームズ」は、自然言語の分類と対話技術といった日本IBMのコグニティブ・テクノロジーを使い、石田卓夫先生(日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)会長)監修のもとで学習しています。主訴を理解し、ペットの属性などから疑われる状態を導きます。

さらに、会話を通して緊急度を判断するほか、受診予備チェックを行い結果を自動でまとめます。受診予備チェックは、9つの系統別の質問から構成されており、ペットオーナーは受診予備チェック表をスマートフォン画面で、あるいは印刷して見せることで獣医師との会話を容易にします。

受診予備チェック画面のイメージ

サイトにアクセスし簡単な情報を入力してIDとパスワードを作成し、ログインするだけで誰でも無料で利用することができます。

ペットオーナーにとって、言葉を話さない犬や猫の健康はつねに気になるものですが、インターネット上で得られる情報にはさまざまなものがあります。「AI Dr.ホームズ」はペットオーナーに正しい知識で回答し、普段からかかりつけの動物病院で健康診断をする大切さを伝えることで、ペットの病気の早期発見・早期治療に貢献したいとしています。