エリザベスカラー着用中でも便利なダイニングテーブル

ケガをしたときに患部や、塗った薬を舐めてしまわないようにするエリザベスカラーを前回は紹介した。しかし、このエリザベスカラーは便利な点も多いのだが、お水や食器に顔が届きづらくなり、ワンちゃんはスゴく不便そうだ。

そんなわけでウチでは食器の下に、Amazonの小さな空箱を置いて少し高さを調整するなどの工夫をしていたのだが、エリザベスカラーが食器にぶつかったりして、時にはごはんをこぼしてしまうことも。

ドギーマンの「ウッディーダイニング」。エリザベスカラーを着用していても、ワンちゃんはごはんが食べやすい

そんなときにオススメしたいのが、ドギーマンから発売されている「ウッディーダイニング」だ。ワンちゃん用のダイニングテーブルで、大きさはB4の紙(一般的なノートの見開き)を2つ折りにした程度。3段階に高さを調整でき、テーブルの上には食器が滑らないゴムマットを敷けるようになっている。

今回紹介しているのは、小型犬や猫用のSサイズだが、もうひとまわり大きいA3サイズ半分程度のMサイズも用意されている。

組み立ては簡単。木材も硬くしっかりとして頑丈

組み立てにはドライバーが必要になるが、小さな細いドライバーだと、少しガタつくかもしれない。でも、上から太いグリップを被せられるようなタイプなら、しっかり固定できる。

ネジ止めは全部で6カ所。足の補強材が2カ所と、テーブルの高さを固定するネジが4カ所だ。組み立ては簡単なので、マニュアルを参照するまでもなく、誰でも組み立てられるだろう。

ネジ止めは左右しれぞれ3カ所だけ

ネジ止めが終わったら、最後に食器の滑り止め用のゴムを敷いてあげれば完成だ。テーブルの高さは、ワンちゃんの大きさや食器のサイズ、エリザベスカラーの種類によってまちまち。最初からしっかりネジ止めするのではなく、ゆるく仮止めしてワンちゃんが食べにくそうにしていないかを確認するといいだろう。

ゴムでできたメッシュの滑り止め。食器もしっかり固定できる

木材はすごく硬い。おそらくパイン材(集成材)を使っているのだろう。多少のいたずらっ子が噛んでも、そう簡単には壊れないはずだ。白木でデザイン的にもにもかわいく、どんなインテリアにもマッチするだろう。また、ニスが塗られているので、ごはんや水をこぼしても、シミになることはない。

エリザベスカラーをしていても、ラクにごはんが食べられる

ウチで使っている食器と、マルチーズの定吉くんで高さ調整をしたところ、中間ぐらいが一番食べやすそうだった。

一番低いとエリザベスカラーが引っかかり、一番上だと身長が足りなくて食べにくそうだった

中間ぐらいの高さがちょうどいい感じ

ダイニングテーブルは、ごはんの食器と水が並べて置くのにぴったりのサイズで、しっかりと重いので多少エリザべスカラーがぶつかっても動くことはない。また、滑り止めのマットがあるので、食器にエリザベスが当たっても落ちづらくなっている。

滑り止めのマットはしっかり食器をガード

テーブルの上には、ごはんと水がちょうど置けるサイズ

こうしてワンちゃん用のダイニングテーブルを用意してあげると、エリザベスカラーをつけていても飲食がしやすい。定吉も自分専用のダイニングテーブルを喜んでいた。