【犬飼いTIPS】全国に広がる「わんわんパトロール」をご存じですか?
愛犬の散歩をしながら、地域のパトロールをするボランティア活動が全国で広がりつつあります。毎日の愛犬との散歩を楽しみながら、地域の防犯に貢献するのが「わんわんパトロール」です。市や区などの自治体が参加者を募り、登録のうえ活動をスタートします。
わんわんパトロールとは
千葉県の例では、千葉県獣医師会と千葉県警察本部が協力し、愛犬家に登下校時の子どもの見守りを呼びかける活動を2018年に始動しました。子どもを狙った犯罪は、下校時間である午後3時から日没までに多発しています。その時間に犬の散歩を行い、愛犬とともに飼い主が防犯に協力するという試みです。同じような活動は全国各地で行われていますが、千葉県では協力犬に対して特典を用意したことで話題となっています。
誰でも協力隊員になれる
わんわんパトロールの「協力隊員」に興味のある人は、千葉県獣医師会の会員である動物病院へ問い合わせます(黄色いステッカー「会員動物病院の証」が目印)。簡単な手続きで登録することができます。後日、自宅へ下記の特典が郵送されてきます。
・マイクロチップ装着補助券(1500円分)
・健康診断助成券(1000円分)
・協力隊員証(犬のバンダナなど)
これらにより、防犯活動を推進するとともに犬の安全や健康管理の向上を目指しています。
「わんわんパトロール」は子どもたちを犯罪から守るとともに地域の情報を得やすいという利点があります。体調が悪い人や認知症で徘徊している人を見つけたり、住居侵入など犯罪を防ぐことにもつながります。
自分たちの街の安全は自分たちで守るという気持ちで、愛犬とともに積極的に参加することをオススメします。
各都道府県によりその内容はさまざまです。参加をしたい人はインターネットで検索したり、都道府県の獣医師会や警察本部などに問い合わせたりするとよいでしょう。
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