「招き猫の日」に、日々を幸せにしてくれる愛猫の正しい健康管理を

ぺットラインは、招き猫の日にちなんだ「猫が招いた幸せ調査」を全国の猫を飼っている男女1000名を対象として、2018年7月31日~8月2日に実施しました。その結果、87.5%が「幸せな時間が増えた」と回答し、猫と一緒に過ごす生活を満喫していることがわかりました。

また、猫を飼ってからの生活で感じた変化について、20~30代男性の29.0%が「モテるようになった」、既婚30代男性の44.1%が「収入が増えた」などの声も寄せられ、猫を飼うと幸せを招くようです。

多くの人が「猫を飼うことで幸せになった」と回答

猫は「家庭円満」にも貢献

その一方で、猫を飼う多くの人が猫と長く暮らしたいという思いから、日々猫の健康を気使っていることが判明しました。心配している病気として69.2%の人が挙げたのが、「腎・泌尿器の病気」でした。実際にかかったことのある病気も、下部尿路疾患や腎不全、膀胱炎などをはじめとする「腎・泌尿器の病気」が28.0%と、ほかの病気の項目を大きく引き離して第1位となり、猫がもっともかかりやすい病気かつ飼い主がもっとも心配する病気といえます。

飼い主は、猫の「腎・泌尿器の病気」を心配しています

しかし、正しい健康管理の知識が浸透していないという事実も判明しました。「腎・泌尿器の病気」の早期発見につながるといわれる「猫のおしっこチェック」を重要だと感じている人は89.1%でしたが、実際におしっこチェックの内容と目的をきちんと理解したうえで、おしっこチェックを定期的にしている人は約半数の44.3%にとどまりました。

実際にかかった病気も「腎・泌尿器の病気」が多い

猫のおしっこは、健康状態を知ることができる健康のバロメーターです。猫のおしっこ回数や量、おしっこ自体の色やにおいを日々観察し、健康状態の変化に気づいてあげることが大切です。猫がトイレをしている様子を下記のポイントに気をつけて、チェックしてあげましょう。

愛猫の健康をしっかりチェック

【簡単おしっこチェックの方法】
①量:1日の適量は体重1kgあたり 50ml
適量の水を猫砂に垂らして、塊の大きさを把握しておくと判断しやすい。
②回数:1日2~3回くらいが目安
滞在時間や様子も要チェック! おしっこしながら痛がる、トイレの滞在時間がやけに長い場合は病気の疑いがあるので病院に相談を。
③色:ジャスミン茶のような透明で薄い黄色が◎
おたまをつかってすこしだけ採尿し色を見る。白濁、赤や褐色、キラキラした結晶が混じっているようなら病気のサインかも。
④におい:ふだんのにおいと違うか?をチェック
異臭・無臭はNG! 無臭は腎臓の機能の低下、腎不全のサインかも。
⑤pH:健康なおしっこは弱酸性

pHは酸性・アルカリ性どちらに傾いても病気になりやすい。市販のpHチェッカーやpHがわかる猫砂を駆使して弱酸性(pH値6.2~6.7)が保たれているかチェックしてみよう。あわせて日ごろ与えるフードをpHバランスに配慮したものにするとよい。

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