アイペット、「2026年版ペットの支出に関する調査」を発表。3割が費用面で受診を迷った経験あり

アイペット損害保険は、犬・猫の飼育者1,000名を対象に、2025年の1年間におけるペットの支出に関する調査結果を発表しました。同調査は、ペットの医療費の実態や飼育者の意識、将来への備えについて客観的なデータをまとめたものです。

調査結果によると、2025年の年間医療費は「2万円未満」が44.9%と約半数を占めました。動物種別では差が見られ、猫の飼育者は「2万円未満」が58.6%にのぼったのに対し、犬の飼育者は31.2%に留まり、さらに犬の27.6%が「6万円以上」を支出している実態が明らかになりました。

一回の診療費の最高額については、「5万円未満」が66.2%で最多となりましたが、「10万円以上」を経験した飼育者も18.5%存在しています。回答の中には最高で300万円という事例もあり、34.5%の飼育者が費用を理由に動物病院への受診を迷ったり、様子を見たりした経験があると回答しています。

ペット関連の支出で最も不安な項目は「突発的な病気やケガによる高額な診療費」が47.1%で最多となりました。将来に向けた貯蓄状況については、63.7%が「貯蓄をしていない」と回答しており、高額診療への不安を抱えつつも具体的な資金準備ができていない、理想と現実の乖離が窺える結果となっています。

医療費に関する考え方では、52.7%が「家計に支障のない範囲で最大限」と回答しました。一方で、ペットが1~3歳の層では45.9%が「金額に関わらず最善の治療を受けさせたい」と回答しており、若齢期ほど治療への意欲が強く、年齢が進むにつれて予算とのバランスを意識する傾向が示されました。