愛猫の歯磨きが苦手な飼い主さんに朗報

みなさんは、どれくらいの頻度で愛猫の歯磨きをしていますか? ガーゼで汚れを拭き取れるけど、歯ブラシは嫌がって上手に磨けない……という人には注目の歯ブラシが登場します。

世界初となる360°型に毛が1万本以上植毛された「360°歯ブラシ」を発売するビバテックは、ペット用歯ブラシとして海外でも高い支持を得ている「シグワン」シリーズで新製品の「猫用歯ブラシ」を8月3日より発売します。

ペット業界では、従来の植毛歯ブラシは、柄の土台であるプラスチック部分が歯や歯茎に当たることや、毛の太さが0.2mm前後と太いため歯茎へ負担がかかることもあり、犬や猫が嫌がって歯磨きがうまくできないケースが多いそうです。心当たりのある人もいるのではないでしょうか?

そんな歯磨きに苦労する人が多い中、「360°歯ブラシ」は全周に360°毛があるため、犬が嫌がらずに歯磨きができるとユーザーからの評価も高かったとのこと。もともと既存品「シグワン超小型犬用歯ブラシ」は猫用としても愛用する人も多かったそうですが、ユーザーからの「猫専用の歯ブラシが欲しい」「改良してヘッドを小さくしてほしい」というニーズに応えて、猫用に製品が改良されています。

ヘッドは「シグワン超小型犬用歯ブラシ」の11.7mmから10.7mmに改良。猫専用ということで、持ち手は肉球のピンク色を採用。価格は680円(税別)。全国のペットショップなどで販売されます

猫は犬よりも口元を触られるのを嫌う傾向にあります。小さなころから慣れていないと、歯磨きをするのは難しい現状があります。そして、人間同様に歯周病はさまざまな症状を引き起こします(参考記事はこちら)。歯磨きが嫌いな猫ならば、まずは口の中に指を入れて、歯や歯茎を触れられることに慣れてもらいましょう。そして、ガーゼで歯の表面を磨けるようになって、歯磨きのステップに進んだら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

犬バージョンですが、「360°歯ブラシ」のイメージ動画