iPhone XS Maxで4K猫動画を撮影して静止画を切り出してみた

猫との暮らしに役立つアイテムをアレコレ試したり、写真の撮り方を研究したり、日々の猫たちの行動を観察したり……。この連載では、スタパ齋藤が「飼い主目線」で、猫にも飼い主にとってもうれしいこと、猫とのシアワセな暮らしなどを研究していきます。

本連載バックナンバーで、動画で猫を撮って、そのなかからベストショットを静止画として切り出す「4Kフォト」をご紹介しました。具体的な記事としては「猫の舌なめずりの瞬間をカンタンに高画質で撮影できてイイ感じ♪」「猫あくび写真リターンズ! 今度は 4K PHOTO 機能で挑戦」です。

ただ、4K PHOTO 機能はパナソニック製デジカメ独自の機能。対応デジカメを買わないと使えません。

あっ、でも今時のスマートフォンって4K動画も撮れるよね! と思い出しました。最近のスマホはカメラ性能も動画性能も高い。じゃあそういうスマホで猫動画を撮って、ベストショットだけ静止画として切り出せばいいのでは? ということで、実際に試してみました。

使ったスマホは iPhone XS Max。標準のカメラアプリを使って4K動画を撮影しました。

動画から静止画を切り出す方法はいくつかありますが、今回は360円の有料アプリを使いました。「Video 2 Photo – HD」アプリです。このアプリを選んだ理由は、手軽に使えて高機能で、もちろん4Kの最大画素数(3840×2160ピクセル)で静止画を切り出せるからです。

で、実際に4K動画から切り出した写真が以下のものです。掲載用に縮小してありますが、それ以外は手を加えていません。どんなクオリティで「4K動画から静止画の切り出し」ができるのか、どうぞご覧ください。

こちらは元になった4K動画(のスクリーンショット)です。約26秒の動画(4K/30fps)で、ファイルサイズは約12MBでした
昼寝している猫に徐々に近づいていくという動画です
ゆっくり近づいていくと、猫がこちらに気付きます
なかなかキレイに撮れています
4K動画から単に切り出しただけですが、ヒゲなども鮮明に写っています
今時のスマホって動画撮影でもピントがしっかり合いますね~
ネット記事やブログになら十分使えるクオリティがあります♪
今回は、4K動画のすべてのコマを静止画として切り出しました(自動でできます)。切り出した静止画のうち、半分くらいは「カメラワークが早めだったためブレている」という静止画になりました。逆に、半分くらいはブレが無いもしくは目立たない静止画になりました。
でもあんまり猫に近寄り過ぎると、ピントが甘くなっちゃいますネ
あっ猫がスマホに猫キスしてきちゃいました。完全にピンボケ~。動画には「フガフガ」「ゴロゴロ」という猫サウンドが入っています♪
動画で撮って後から切り出せば、「うまく撮れているワンシーンがきっとある」という感じ。撮影失敗のリスクをかなり減らせます。4Kという高解像度で撮っておけば、思い出の1枚的な写真としても活用できますネ♪
動画ならカシャカシャとシャッター音がすることもありませんし、シャッターチャンスを狙って(人間が)焦ってあたふたすることもありませんので、猫もリラックスして撮られていたようでした