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滑らかなくし通りはペットの被毛ケアに最適! つるかめ印の「わんにゃんコーム」

[2022/08/02 6:01 am | Cattery Amangroup/阪根美果]

わが家は長毛種のメインクーンのキャッテリーなので、普段のお手入れからショーのグルーミングまで、被毛を美しく保つためのケアが欠かせません。丈夫で使いやすいコームを探していたところ、つるかめ印の「わんにゃんコーム」に出会いました。

このコームは、かつての伝統産業である氷見針の製造加工技術を応用し、ステンレスの長いピンの表面を鏡のように研磨する加工技術からつくられています。また、職人さんが1つひとつ丁寧に仕上げたヒノキの持ち手が優しく手になじみ、長時間の使用でも疲れにくいのです。

【氷見針のはじまり】
日本の縫い針は、今から700年ほど前に支那から長崎に南京針が伝えられたのが始まりといわれています。氷見針の歴史は諸説ありますが、280年ほど前の元文年間(徳川吉宗の時代)に氷見町大字中町の田子某がその業に従事し、安政5年2代作右衛門が継ぎ「分業作業法」を講じ、3代作右衛門に至り隆盛したという記録が残っています。


「わんにゃんコーム」には3タイプあります。太さ長さの違うピンでくし通りを滑らかにした「標準タイプ」、毛玉などの絡まりを取り除く「粗目タイプ」、毛並みを整え抜け毛を逃がさない「細目タイプ」です。サイズは共通で、横170×高さ55×厚さ9㎜となっています。

この3種類を用途に合わせて使用しています。普段のお手入れや抜け毛の多い時期には、「標準タイプ」を使用しています。長さの違う針が、奥の抜け毛と手前の抜け毛をうまく引っ掛けてくれるので、とても重宝しています。

その際に、コームに「FEEL SOY」をスプレーしてからブラッシングすると、驚くほどキレイにサラサラの被毛になります。抜け毛と一緒に、汚れも取ってくれるようです。

最も使用頻度が高い「標準タイプ」

少し絡まってしまった毛があるときには「粗目タイプ」を使用して少しずつほぐすようにしています。万が一毛玉ができてしまった場合は「粗目タイプ」でほぐしますが、それでも無理な場合には毛玉と皮膚の間にこのコームを入れて手前をカットします。そうすることで、猫の皮膚を傷つけずに済みます。シャンプー後にドライヤーで被毛を乾かすときにもこのタイプを使用しています。

そして、コーミングの仕上げで毛並みを整えたり、キャットショーに行った際に耳や顔の毛などを整えるのには「細目タイプ」を使用しています。いずれのタイプを使用してもくし通りが軽く、解きほぐしもしやい。その使い心地はとてもよいと感じています。

いつもキャットショーに持参する「細目タイプ」

ピン先が半円球に磨き上げられているので、直接皮膚にコームがあたっても皮膚を傷つけることがありません。例えば、わが家の愛犬はウイペット(短毛種)なのでコームを使う必要はないのですが、半円球のピン先が皮膚に適度な刺激を与えることができるので、マッサージに使用しています。また、ブラシやコームは素材によっては静電気が起きることが多々あるのですが、このコームは静電気が起きにくいため助かっています。衛生的でお手入れがしやいステンレス素材なのも気に入っています。

半円球に磨き上げられたピン先

また、前述したようにコームの持ち手も、職人さんが1つひとつ丁寧に手づくりしています。ヒノキ素材とその職人技で手に馴染むことはもちろんですが、仕上がりの美しさを見ていると、つくり手の想いや優しさが伝わってきます。別途料金(770円)にはなりますが、本体にレーザー刻印で名前を入れることができます。筆者は、わが家のキャッテリーのニックネームである「aman」をそれぞれに入れてもらいました。

つるかめ印の「わんにゃんコーム」は、わが家になくてはならない必需品になりました。

キャッテリーのニックネームである「aman」を刻印

つるかめ印の「わんにゃんコーム」
素材:本体 天然木(ヒノキ)、ピン ステンレス
サイズ:横170×高さ55×厚さ9㎜
価格:3,850円(税込)
生産国:日本
URL:https://shop.kenshin.jp/items/56967553

[Cattery Amangroup/阪根美果]