スーパーから○○○が消えた!
8月8日に宮崎県で、震度6弱の揺れを観測したマグニチュード7.1の地震がありました。南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震への注意を呼びかける臨時情報が国により発表されたことで、地震への備えを進める動きが活発化しました。
マグニチュード8~9クラスの南海トラフ巨大地震が今後30年以内に70~80%の確率で起こるとされていて、いつ大規模地震が起きてもおかしくない状態とされているのです。
兵庫県在住の知人によると、臨時情報が発表されてからすぐに飲料水(ミネラルウォーター)がスーパーの棚からすべてなくなったと連絡がありました。何軒かスーパーを回ってみましたが、どのスーパーも売り切れ。「南海トラフ地震の想定震源域だし、過去に大規模地震を実際に経験しているだけに、このあたりの人は危機感が強いのでは」と話していました。
しかし、同じように大規模地震を経験している神奈川県在住の知人に聞いてみると、売り切れのスーパーはないということでした。理由を聞いてみると「南海トラフ地震の想定震源域から外れているので、それほど危機感がない」とのこと。
では、私が住む滋賀県ではどうかというと、臨時情報が発表されてから4日後くらいから飲料水(ミネラルウォーター)を箱で購入している人を多く見かけるようになりました。備蓄したという知人から理由を聞いてみると「南海トラフ地震の想定震源域から外れているけど、近いからとりあえず購入してみた」とのこと。今日もスーパーに行きましたが、小さいサイズの飲料水(ミネラルウォーター)は若干残っているものの、大きなサイズは店頭にまったく在庫がない状態でした。入荷は未定だとか。
最近はテレビやネットでとても慎重に詳細に情報が発信されているので、その情報にみなさんの行動も大きく左右されているように思います。しかし、地震をはじめ自然災害は、いつどこで起こるか実際にはわかりません。なので、日本全国どこに住んでいても「備えあれば憂いなし」なので、自分が住んでいる場所は大丈夫と思わずに備えておいたほうがよいと私は思うのです。
特に犬や猫などのペットを飼っている場合にはなおさらです。何かが起こっても彼らは自分では何もすることができません。言葉も話せないので、頼れるのは飼い主だけです。わが家も猫たちの部屋をはじめ、備蓄しておくものなどをもう一度、見直そうかと思います。
飲料水(ミネラルウォーター)もいくつかスーパーやホームセンターを回って探してみます。強炭酸水はたくさんあるのですが(私は無類の炭酸好きです)、愛犬や愛猫は飲めませんからね。